ソフトウェア設計Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 ソフトウェア設計Ⅱ
科目番号 0071 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 栗本 育三郎

到達目標

・ プログラミング言語の特質について理解し、説明できる。
・ プログラミング言語の特質について理解し、説明できる。
・ ソフトウェアの設計について理解し、設計できる。
・ SLCPについて理解し、品質特性を向上させる基礎プロセスを説明できる。
・ グループにて、要求定義が出来、品質特性を向上させるプロセスを立案でき、それに基づいてプログラムを設計製作、検証、考察ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラミング言語の特質について理解し、説明できる。プログラミング言語の特質について理解し、人に説明できる。プログラミング言語の特質について理解し、説明できる。プログラミング言語の特質について理解し、ある程度説明できる。プログラミング言語の特質について理解し、説明できない。プログラミング言語の特質について理解し、説明できない。
評価項目2ソフトウェアの設計について理解し、設計できる。SLCPについて理解し、品質特性を向上させる基礎プロセスを人に説明できる。ソフトウェアの設計について理解し、設計できる。SLCPについて理解し、品質特性を向上させる基礎プロセスをある程度説明できる。ソフトウェアの設計について理解し、設計できる。SLCPについて理解でず、品質特性を向上させる基礎プロセスを説明できない。
評価項目3グループにて、要求定義が出来、品質特性を向上させるプロセスを立案でき、それに基づいてプログラムを設計製作、検証、考察ができる。グループにて、要求定義が出来、品質特性を向上させるプロセスを立案でき、それに基づいてプログラムを設計製作、検証、考察がある程度できる。グループにて、要求定義が出来、品質特性を向上させるプロセスを立案できず、それに基づいてプログラムを設計製作、検証、考察ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
プログラミングの言語表現、ソフトウェア設計表現方法を習得させ、ソフトウェア開発、品質や一連のプロセスを理解させ、最後にモデル規範設計にて大規模プログラミングをグループ課題として体験させる。
授業の進め方・方法:
講義と演習を繰り返し、知識の定着をはかる。グループプログラミングによってチームワーク力、課題設定力、コミュニケーション力強化のためにアクティブラーニングを展開する。
注意点:
(1)授業90分に対して自学自習形式で設計演習を45分程度実施する.
(2)設計演習課題に対して,設計・製作を自学自習時間や放課後を利用して実施する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP1) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
2週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP2) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
3週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP3) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
4週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP4) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
5週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP5) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
6週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP6) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
7週 ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP7) 要求技術から設計、開発、ソフトウェアの品質保証、検証、保守にいたるプロセスの問題点と管理手法について学ぶ。
8週 中間試験 学習内容理解度をチエックする。
4thQ
9週 グループプログラミング(1) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
10週 グループプログラミング(2) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
11週 グループプログラミング(3) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
12週 グループプログラミング(4) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
13週 グループプログラミング(5) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
14週 グループプログラミング(6) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
15週 グループプログラミング(7) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。
16週 グループプログラミング(8) グループにてプログラミング課題を与えSLCPを考え、要求定義、開発を行い、品質管理について考察する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系プログラミング制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。5前1
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4前2
与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4前3
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4前4,前5
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。4前6
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。4前7,前8
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを理解している。4前14,前15,前16
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを理解している。4前6,前7,前8
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを理解している。4後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。4
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000200100
基礎的能力20100010040
専門的能力40100010060
分野横断的能力0000000