到達目標
・ 複素数について深く理解し、問題を解くことができる。特に複素数の演算について、平面幾何学的な直観を伴って理解している。
・ 線形代数と行列の変形について理解し、問題が解ける。
・ ベクトルの内積と外積、および曲線論について理解し、問題が解ける。
・ スカラー場とベクトル場の微分・積分について理解し、問題が解ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ベクトルの内積と外積、および曲線論について深く理解している。 | ベクトルの内積と外積、および曲線論について理解している。 | ベクトルの内積と外積、および曲線論について理解していない。 |
評価項目2 | スカラー場とベクトル場の微分・積分について深く理解している。 | スカラー場とベクトル場の微分・積分について理解している。 | スカラー場とベクトル場の微分・積分について理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工学の基礎となる複素数、線形変換について学習する。さらに電磁気学やCGの基礎となるベクトル解析の計算力を養成する。この科目は企業でアルゴリズム設計を担当していた教員が、その経験を活かし、アルゴリズム設計の基礎となる数学について、講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
授業は講義+演習形式で行う。講義中は集中して聴講し、演習中はグループでの議論にも積極的に参加すること
注意点:
講義で現れた記号に慣れることが、その後の講義の理解を深める上で重要である。日常的に演習問題を解くこと。定義に戻って考える癖をつけること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ベクトルの内積と外積(1) |
ベクトルの内積と外積について理解できる
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2週 |
ベクトルの内積と外積(2) |
ベクトルの内積と外積について計算でき、その性質を理解できる
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3週 |
ベクトルの内積と外積(3) |
ベクトルの内積と外積を応用した問題について計算できる
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4週 |
ベクトル値関数の微積分と曲線論(1) |
ベクトル値関数の微分について理解し、計算できる
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5週 |
ベクトル値関数の微積分と曲線論(2) |
曲線の性質、特に曲率や捩率について理解し、計算できる
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6週 |
スカラー場とベクトル場の微分(1) |
スカラー場やベクトル場の微分、特に勾配について理解し、計算できる
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7週 |
応用問題 |
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
スカラー場とベクトル場の微分(2) |
スカラー場やベクトル場の微分、特に回転について理解し、計算できる
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10週 |
スカラー場とベクトル場の微分(3) |
スカラー場やベクトル場の微分、特に発散について理解し、計算できる
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11週 |
スカラー場とベクトル場の積分(1) |
スカラー場やベクトル場の積分、特に線積分について理解し、計算できる
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12週 |
スカラー場とベクトル場の積分(2) |
スカラー場やベクトル場の積分、特に面積分について理解し、計算できる
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13週 |
スカラー場とベクトル場の積分(3) |
スカラー場やベクトル場の積分、特に面積分と体積分について理解し、計算できる
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14週 |
応用問題 |
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15週 |
後期期末試験、テスト返却と復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
後期中間試験 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
後期末試験 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |