応用物理Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用物理Ⅱ
科目番号 0080 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 原康夫『第4版 物理学基礎』学術図書出版社
担当教員 栗本 育三郎,藤本 茂雄

到達目標

1.静電場における現象やその基本法則を理解する
2.簡単な直流回路について理解する
3.静磁場における現象やその基本法則を理解する
4.電磁誘導およびその基本法則を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1静電場における電場,電位などを説明することができ,さらにそれらを計算することができる静電場における電場,電位などを計算することができる静電場における電場,電位などを計算することができない
評価項目2定常電流が静磁場をつくることを説明することができ,さらにその静磁場を計算することができる定常電流がつくる静磁場を計算することができる定常電流がつくる静磁場を計算することができない
評価項目3電磁誘導を説明することができ,さらに誘導起電力を計算することができる誘導起電力を計算することができる誘導起電力を計算することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では,静電場,静磁場,電磁誘導について学ぶ.
授業の進め方・方法:
授業は基本的に講義形式で進め,適宜問題演習を行う.
注意点:
電磁気学の基本的なことを取り上げるので,現象をイメージしながら内容の理解に努め,分からないところがあれば質問すること.
応用物理Iで学習した「電場」「磁場中の荷電粒子の運動」について予め復習しておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,電荷と電荷保存則 電荷の種類に加えて,電荷が保存することを理解する
2週 クーロンの法則 クーロンの法則を用いて電荷間に働く力を計算することができる
3週 電場,ガウスの法則 点電荷のつくる電場を計算することができる.またガウスの法則を理解する
4週 ガウスの法則の応用 ガウスの法則を用いて電場を計算することができる
5週 電位 電位を計算することができる
6週 導体とキャパシタ 導体を説明でき,キャパシタの電気容量を計算することができる
7週 直流回路 回路の電流,電圧,抵抗を計算することができる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験返却,解説,磁石と磁場 磁石のつくる磁場を理解する
10週 磁場中の荷電粒子の運動 ローレンツ力の下での荷電粒子の運動を理解する
11週 電流のつくる磁場 ビオ−サバールの法則を用いて静磁場を計算することができる
12週 アンペールの法則 アンペールの法則を用いて静磁場を計算することができる
13週 電磁誘導1 電磁誘導の法則を理解する.磁束や誘導起電力を計算することができる
14週 電磁誘導2 ローレンツ力に基づく誘導起電力を計算することができる
15週 後期定期試験
16週 試験返却,解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。4
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。4
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。4
インターネットの概念を説明できる。4
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。4
主要なサーバの構築方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4
無線通信の仕組みと規格について説明できる。4
有線通信の仕組みと規格について説明できる。4
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4
基本的なルーティング技術について説明できる。4
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000