プログラミング演習ⅡB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 プログラミング演習ⅡB
科目番号 0105 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 近藤 嘉雪著『定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造』SOFTBANK BOOKS、1998年、2916円(税込)
担当教員 米村 恵一,SAPKOTA ACHYUT

到達目標

様々なデータ構造を理解し、それらを用いたプログラムが書ける。
様々なアルゴリズムを理解し、それらを用いたプログラムが書ける。
計算量を理解し、計算量を考慮したプログラムが書ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々なデータ構造を十分に理解し、それらを適切に用いたプログラムが書ける。様々なデータ構造を理解し、それらを用いたプログラムが書ける。様々なデータ構造を用いたプログラムが書けない。
評価項目2様々なアルゴリズムを十分に理解し、それらを適切に用いたプログラムが書ける。様々なアルゴリズムを理解し、それらを用いたプログラムが書ける。様々なアルゴリズムを用いたプログラムが書けない。
評価項目3計算量を十分に理解し、計算量を十分に考慮したプログラムが書ける。計算量を理解し、それらを考慮したプログラムが書ける。計算量を考慮したプログラムが書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的なデータ構造とアルゴリズムの理解を通して、プログラミングスキルの向上を目指す中で、科目「データ構造アルゴリズム」に対応したプログラムを作成する。同時に計算量についても考慮したプログラム作成を行う。
授業の進め方・方法:
科目「データ構造アルゴリズム II」と連動しており、本授業は演習メインにて進める。科目「データ構造アルゴリズム」にて確認した内容を本講義にて作成するが、本講義がデータ構造とアルゴリズムの説明の時間になる可能性もあることを考慮しておいて欲しい。
注意点:
中間試験・定期試験では、各種問題に対応したプログラムをどのようなアルゴリズムとデータ構造を用いて作成するかを設計できる能力、そして実際に作成する能力が必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 再帰のプログラム作成 再帰を用いたプログラムを作成できる
2週 二分探索木のプログラム作成1 二分探索木のプログラムを作成できる
3週 二分探索木のプログラム作成2 二分探索木のプログラムを作成できる
4週 二分探索木のプログラム作成3 二分探索木のプログラムを作成できる
5週 クイックソートのプログラム作成 クイックソートのプログラムを作成できる
6週 ハッシュ法のプログラム作成1 ハッシュ法のプログラムを作成できる
7週 ハッシュ法のプログラム作成2 ハッシュ法のプログラムを作成できる
8週 中間試験 再帰、二分探索木、クイックソート、ハッシュ法が理解できる
4thQ
9週 中間試験を振り返る 再帰、二分探索木、クイックソート、ハッシュ法が理解できる
10週 ハッシュ法のプログラム作成3 ハッシュ法のプログラムを完全に作成できる
11週 文字列探索のプログラム作成 文字列探索のプログラムを作成できる
12週 ビンソート、分布数え上げソートのプログラム作成 ビンソート、分布数え上げソートのプログラム作成
13週 基数ソートのプログラム作成 基数ソートのプログラムを作成できる
14週 総合的な課題のプログラム作成に取り組む1 総合的な課題のプログラム作成に取り組み理解を深める
15週 総合的な課題のプログラム作成に取り組む2 総合的な課題のプログラム作成に取り組み理解を深める
16週 定期試験

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力4040
専門的能力5050
分野横断的能力1010