プレゼンテーション技法

科目基礎情報

学校	木更津工業高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	プレゼンテーション技法
科目番号	j0440	科目区分	専門 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	情報工学科	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	2
教科書/教材	知的な科学・技術文章の書き方（中島利勝，塚本真也：コロナ社）
担当教員	SAPKOTA ACHYUT

到達目標

自主的に研究を進め，ドキュメントとして取りまとめられるようにすること．
さらにプレゼンテーションスライドを同時に作成し，各種研究発表会で発表できること．

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
研究内容をまとめる（JABEE A-2,B-2に対応）	研究倫理を学習した上で、文献を検索し、内容を理解し、概要としてまとめられる。	研究倫理を学習した上で、文献を検索し、内容を理解し、ある程度概要としてまとめられる。	文献を検索し、内容を理解し、ある程度概要としてまとめられない。
研究内容をプレゼンする（JABEE C-2,D-2に対応）	TeX・Word・パワーポイントを使いこなせるようになり、研究内容をまとめられ、学会等で発表できる。	TeX・Word・パワーポイントを使いこなせるようになり、研究内容をある程度まとめられる。	TeX・Word・パワーポイントを使いこなせるようにならず、研究内容をまとめられない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE A-2 （技術者としての責任）

JABEE B-2 （専門分野の知識と能力）

JABEE C-2 （日本語による発表・討論能力）

JABEE D-2 （立案・実行と結果の考察）

教育方法等

概要:

プレゼンテーション作成能力を高めるため，TeX・Word・パワーポイントを活用し，文献の取りまとめ，課題研究の取りまとめを自主的に行えるようにする．
さらにプレゼンテーションツールも活用し，課題研究，卒業研究，そして学会発表に活かせるようにする．
（この科目は，企業で自動車の電装系の信頼性評価実験を担当していた教員が，その経験を活かし研究計画立案および報告書作成等について講義形式で授業を行うものである）

授業の進め方・方法:

・文献概要の取りまとめ作成，課題研究の抄録およびプレゼンテーションスライドの作成を，個別面談をしながら行えるように導く．
・成績の算出方法：試験の成績を50%，提出課題（主に抄録・プレゼンテーションスライドの提出，およびその内容に関する口頭試問）の成績を50％として評価する．ただし，必要に応じて発表を行うなどする．

注意点:

・４年生配当の「課題研究」などの関連文献を集めて読めるようになること．
・当該研究分野を自主的に問題分析，解決策，実行，取りまとめが行えるようになること．
・本講義は，４年生配当の「課題研究」と連動しているため，研究分野の担当教員と密な情報共有を行うこと．

（※連絡先：吉澤　[e-mail]：事前にメールなどにより調整を行った上で質問に応じる）

授業の属性・履修上の区分

実務経験のある教員による授業

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	ガイダンス（研究とは？論文とは？）	ガイダンスの内容が理解できる．
		2週	研究内容の文章化／研究分野について	各自の研究内容およびトピックについて，文章で表現できる．
		3週	研究内容の文章化／研究倫理について	研究倫理について理解できる。
		4週	研究内容の文章化／研究倫理について	研究倫理について深く理解できる。
		5週	プレゼンテーションとは？	プレゼンテーションについて概要を理解できる．
		6週	プレゼンテーションソフトによる研究内容の表現	プレゼンテーションツールの操作およびスライドのデザインの基本を理解できる．
		7週	プレゼンテーションソフトによる研究内容の表現	プレゼンテーションツールの操作およびスライドのデザインの基本を理解できる．
		8週	後期中間試験
	4thQ
		9週	TeX演習	TeXの操作を理解し，文章が作成できる．
		10週	TeX演習	TeXの操作を理解し，数式が作成できる．
		11週	TeX演習	TeXの操作を理解し，図表が作成できる．
		12週	TeX演習	TeXの操作を理解し，関連文献の抄録文章が作成できる．
		13週	TeX演習	TeXの操作を理解し，各自の研究抄録文章が作成を進めることができる．
		14週	TeX演習	TeXの操作を理解し，各自の研究抄録文章が作成を進めることができる．
		15週	TeX演習	TeXの操作を理解し，各自の研究抄録文章を完成させることができる．
		16週

評価割合

	試験	提出物	合計
総合評価割合	50	50	100
研究内容をまとめる（JABEE A-2,B-2に対応）	25	25	50
研究内容をプレゼンする（JABEE C-2,D-2に対応）	25	25	50