信号処理工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 信号処理工学Ⅱ
科目番号 0109 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小畑秀文/浜田望/田村安孝 著『(計測・制御テクノロジーシリーズ 15)信号処理入門』コロナ社、2007年、3,570円(税込)
担当教員 SAPKOTA ACHYUT

到達目標

曲線近似の数学的概念を活用できる。
フィルタ処理を活用できる。
高速フーリエ変換および相関関数を活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
曲線近似の数学的概念を活用できる。曲線近似の数学的概念を活用できる。曲線近似の数学的概念を理解できる。曲線近似の数学的概念を理解できない。
フィルタ処理を活用できる。フィルタ処理を活用できる。フィルタ処理を理解できる。フィルタ処理を理解できない。
高速フーリエ変換および相関関数を活用できる。高速フーリエ変換および相関関数を活用できる。高速フーリエ変換および相関関数を理解できる。高速フーリエ変換および相関関数を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
信号の数値的処理、フィルタ処理方法について学ぶ。数学で学んだ微分積分やフーリエ変換の信号処理工学への活用について理解できる。
授業の進め方・方法:
Teamsを使って遠隔で授業を行う。毎回与えた課題の実施、自学自習等の様々な形で演習しながら理解を深める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、データの数値処理(1) グラフ表現方法について理解できる。
2週 データの数値処理(2)  最小二乗法による線形回帰を理解できる。
3週 データの数値処理(3) 曲線近似の数学的概念を理解できる。
4週 データの数値処理(4) 曲線近似の数学的概念を活用できる。
5週 フィルタ処理(1) フィルタの基礎的概念を理解できる。
6週 フィルタ処理(2) アナログフィルタの種類について理解できる。
7週 フィルタ処理(3) デジタルフィルタの種類について理解できる。
8週 フィルタ処理(4) フィルタ処理を活用できる。
4thQ
9週 高速フリーエ変換(1) フリーエ変換の時間計算量と計算の高速化の必要性について理解できる。
10週 高速フーリエ変換(2) 高速化の時間間引きアルゴリズムについて理解できる。
11週 高速フーリエ変換(3) 高速化の周波数間引きアルゴリズムについて理解できる。
12週 自己相関と相互相互相関関数(1) 自己相関と相互相関の数学的概念を理解できる。
13週 自己相関と相互相互相関関数(2) 自己相関と相互相関関数の応用について理解できる。
14週 自己相関と相互相互相関関数(3) 自己相関と相互相関関数を活用できる。
15週 まとめ、総合的課題に取り組む 全体的復習を行う。総合的課題に取り組む。
16週 総合的課題に取り組む 総合的課題に取り組む。課題を提出する。

評価割合

課題その他合計
総合評価割合8020100
基礎的能力20020
専門的能力502070
分野横断的能力10010