日本事情Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本事情Ⅲ
科目番号 0118 科目区分 一般 / 必修(留学生)
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 資料配布
担当教員 SAPKOTA ACHYUT

到達目標

・プログラム開発ツール(UNIXコマンド,エディタ)を使いこなすことができる.
・関数を用いたプログラムを作成できる.
・文字列処理を行うことができる.
・ポインタの基礎的な利用ができる.
・応用プログラムを作成できる.
・2進数や補数の演算、ブール代数の基礎演算ができる。
・論理関数の理解や論理式の合成、カルノー図により論理式の簡単化ができる。
・論理式より簡単な回路を作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
UNIXコマンド 自らUNIXコマンドやエディタの使い方を調べ,使いこなすことができる.UNIXコマンドやエディタを使うことができる.UNIXコマンドやエディタを使うことができない.
プログラミング基礎 自ら課題を設定し,プログラムを作成できる.与えられた課題に対し,プログラムを作成できる.与えられた課題に対しても,プログラムを作成できない.
2進数や補数の演算2進数や補数の演算を理解し,人に説明できる.2進数や補数の演算を理解し,使用できる.2進数や補数の演算を理解できない.
論理回路論理式より簡単な回路を作成することができる。ある程度論理式より簡単な回路を作成することができる。論理式より簡単な回路を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期:プログラミングを実際に作成することで,ソフトウェアの動作原理を理解する.具体的にはC言語を扱うが,他の言語であっても応用が効くように汎用的なプログラミング言語の知識習得を目指す.
得に,構造化プログラミングの基本を学ぶとともに,メモリ管理の原理を理解する.
後期:最初にコンピュータの言葉というべき2進数の理解を起点として、N進数変換や各種演算と表現を身につける。
その上で、論理記号・論理式を学習することにより、各種組み合わせ回路・加算回路・順序回路の理解と簡単な回路設計の基礎となる。
授業の進め方・方法:
演習を中心に授業を進める.配布したプリントを理解し,課題を解くことでプログラミングスキル向上を目指す,わからないことがあれば,教科書を使い自分自身で調べることが大切である.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 UNIXコマンドを用いて、プログラム開発が行えるようにプログラム開発ツールやEmacsエディタの使い方を理解する。 UNIXコマンドの使い方がわかる.
2週 UNIXコマンドを用いて、プログラム開発が行えるようにプログラム開発ツールやEmacsエディタの使い方を理解する。 UNIXコマンドの使い方がわかる.
3週 プログラムの基本である、連接、選択、反復を復習し、使いこなせるように理解する。 連接、選択、反復を説明できる.
4週 プログラムの基本である、連接、選択、反復を復習し、使いこなせるように理解する。 連接、選択、反復を説明できる.
5週 1次元配列と2次元配列の違いを理解し、配列の初期化と反復の用い方を理解する。 配列を使える.
6週 1次元配列と2次元配列の違いを理解し、配列の初期化と反復の用い方を理解する。 配列を使える.
7週 乱数の生成方法について学ぶ。 乱数を扱える.
8週 前期中間試験 前期中間試験までの学習内容
2ndQ
9週 関数について学び、戻り値あり、戻り値なしの関数について理解する。 関数がわかる.
10週 関数について学び、戻り値あり、戻り値なしの関数について理解する。 関数がわかる.
11週 関数について学び、戻り値あり、戻り値なしの関数について理解する。 関数がわかる.
12週 文字列の扱い方を学ぶ。 文字列を扱うことができる.
13週 文字列の扱い方を学ぶ。 文字列を扱うことができる.
14週 応用プログラムとしてテキストベースのゲームを作成する. ゲームを作成するための設計ができる.
15週 応用プログラムとしてテキストベースのゲームを作成する. 前期定期試験までの学習内容
16週 前期定期試験解説 前期定期試験解説
後期
3rdQ
1週 デジタル信号と2進数の演算(1) アナログ信号からデジタル信号への変換および種々の数系と相互変換を理解できる。
2週 デジタル信号と2進数の演算(2) 2進数の演算および補数の計算を理解できる。
3週 デジタル信号と2進数の演算(3) 種々の数系から2進数演算および補数計算ができる。
4週 符号と符号の誤り検出(1) 2値信号を構成する各種の表現形式を理解できる。
5週 符号と符号の誤り検出(2) 2値信号の伝送過程におけるパリティチェックについて理解できる。
6週 ブール代数(1) ブール代数の基本演算について理解できる。
7週 ブール代数(2) ブール代数の基本演算を理解し,論理式の簡単化ができる。
8週 後期中間試験 中間試験までの学習内容を理解している。
4thQ
9週 基本論理と論理記号(1) 基本論理と論理記号による表現を理解できる。
10週 基本論理と論理記号(2) 本論理と論理記号による表現を理解した上で応用できる。
11週 論理式の合成(1) 論理関数の性質、論理式の標準形への展開について理解できる。
12週 論理式の合成(2) 論理式の合成について理解できる。
13週 論理式の簡単化と演習(1) 論理式の簡単化の方法としてのカルノー図およびベイチ図について理解できる。
14週 論理式の簡単化と演習(2) 論理式の簡単化の方法としてのカルノー図およびベイチ図を表現することができる。
15週 後期定期試験 後期定期試験までの学習内容を理解している。
16週 後期定期試験解説 後期定期試験解説

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050