信号処理工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 信号処理工学
科目番号 j0670 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 江原 義郎「ユーザーズ ディジタル信号処理」東京電機大学出版局,1991年
担当教員 安井 希子

到達目標

信号処理について理解できる.
音響信号の生成や分析について理解できる.
音楽音響信号や音場の特徴について理解できる.
音声認識方法や主観評価について理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
信号処理の基礎理論信号処理の基礎理論を理解・説明できる。信号処理の基礎理論をある程度理解・説明できる。信号処理の基礎理論を理解できない.
音響信号の生成や分析音響信号の生成や分析を理解・説明できる。音響信号の生成や分析をある程度理解・説明できる。音響信号の生成や分析を理解できない.
音楽音響信号や音場の特徴音楽音響信号や音場の特徴を理解・説明できる。音楽音響信号や音場の特徴をある程度理解・説明できる。音楽音響信号や音場の特徴を理解できない.
音声認識方法や主観評価音声認識方法や主観評価を理解・説明できる。音声認識方法や主観評価をある程度理解・説明できる。音声認識方法や主観評価を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
種々の信号の中で,特に音響信号に焦点を絞る.信号処理の基本的な理論,信号の特徴 ,音声認識方法を中心に学習する.
授業の進め方・方法:
教科書の内容に基づいた講義形式と実習を行う.
注意点:
4年次の「応用数学A」を履修・修得していることが望ましい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 信号のディジタル化(標本化・量子化) 標本化や量子化について理解を深める.
2週 システムの基礎 システムの性質について理解を深める.
3週 畳み込みとZ変換 畳み込み演算とZ変換について理解を深める.
4週 フーリエ解析 フーリエ解析について理解を深める.
5週 高速フーリエ変換と窓処理 高速フーリエ変換と窓処理について理解を深める.
6週 フィルタ処理 デジタルフィルタ処理について理解を深める.
7週 演習 ここまでの内容を利用して,信号解析やプログラミングによる演習を行う.
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却と演習 ここまでの内容を利用して,プログラミングによる演習を行う.
10週 信号検出のための雑音除去 信号検出のための雑音除去方法について理解を深める.
11週 自己相関による周期検出 自己相関による周期検出方法について理解を深める.
12週 線形予測法(自己回帰モデル) 線形予測法(自己回帰モデル)について理解を深める.
13週 演習 中間試験以降の内容を利用して,プログラミングによる演習を行う.
14週 演習 中間試験以降の内容を利用して,プログラミングによる演習を行う.
15週 演習 中間試験以降の内容を利用して,プログラミングによる演習を行う.
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(課題)合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力0000000
専門的能力50000050100
分野横断的能力0000000