学外実習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0195 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 和田 州平

到達目標

1.将来の進路選択の参考にするための情報を収集し整理することができる
2.将来の進路選択の参考にするための情報を収集し発表することができる
3.社会の一員として働く責任感を持つことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先の概要と実習内容を詳細な文書にまとめることができる実習先の概要と実習内容を文書にまとめることができる実習先の概要と実習内容を文書にまとめることができない
評価項目2実習先の概要と実習内容を詳細に発表できる実習先の概要と実習内容を発表できる実習先の概要と実習内容を発表できない
評価項目3技術者としての責任感を持って積極的に実習に取り組むことができる技術者としての責任感を持って実習に取り組むことができる技術者としての責任感を持って実習に取り組むことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学外での実習を通して,技術者の実務,企業人として活躍するために自身に必要な能力,企業における社会的責任を実感する.
(この科目は,企業で自動車の電装系の信頼性評価実験を担当していた教員が,その経験を活かして「インターン先を自ら調査して決定すること」「履歴書・エントリーシートを記載すること」「インターンシップにおける心構え」「事後報告のまとめ」について指導をおこなうものである.)
授業の進め方・方法:
1.学外における実習先を自ら選択し,実習先で通算60単位時間以上の実習をおこなう
2.実習終了後に実習内容の報告書提出と実習内容の口頭発表をおこなう
注意点:
1.将来の進路選択の参考にするために,選択科目ではあるが積極的に受講すること.
2.実習先の関係者に敬意を払うととともに,礼節に気をつけること
3.実習先への礼儀として,どのような実習内容であろうとも前向きに取り組み,明朗,快活な態度で実習に臨むように心がけること
4.各自の行動が本校の評価に直結するので,軽率な行動は慎むこと
5.体調不良等により,やむを得ず実習を休む場合には,必ず実習先の責任者へ連絡すること
6.実習報告書を作成したら,実習先の責任者から検印を受けること
7.実習終了日に,実習先の責任者から学外実習証明書を受領すること
8.企業秘密にかかわる内容については,SNS等での発言も含み,決して口外しないこと
9.企業における学生の受け入れは,時間的および経済的に大きな負担となっている.そのため,学校が学生の受け入れを企業に懇願し,何とか承諾していただいているという背景を理解すること
10.学校と企業との信頼関係に基づいて,学外実習が成立していることを理解すること
11.公募型のインターンシップに応募する場合は,他高専生や大学生も応募し倍率が高いため,書類選考や面接で落ちる可能性もあるので注意すること
12.学外実習を履修する学生は賠償責任保険(250円)・傷害保険(1000円)への加入が必要となる

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明 学外実習の目的を説明できる
2週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
3週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
4週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
5週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
6週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
7週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
8週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
2ndQ
9週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
10週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
11週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
12週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
13週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
14週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
15週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる
16週 実習報告会 実習の内容をプレゼンテーションできる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。4
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。4
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。4
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。4
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。4
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。4
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。4
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。4
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。4
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。4
他者の意見を聞き合意形成することができる。4
合意形成のために会話を成立させることができる。4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。4
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。4
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる4
複数の情報を整理・構造化できる。4
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。4
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。4
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。4
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。4
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。4
事実をもとに論理や考察を展開できる。4
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。4
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。4
目標の実現に向けて計画ができる。4
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。4
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。4
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。4
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。4
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。4
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。4
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。4
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。4
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。4
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている4
法令やルールを遵守した行動をとれる。4
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。4
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。4
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。4
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。4
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。4
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。4
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。4
企業には社会的責任があることを認識している。4
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。4
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。4
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。4
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。4
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。4
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。4
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。4
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。4
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書その他合計
総合評価割合0300006010100
基礎的能力00000000
専門的能力0300006010100
分野横断的能力00000000