情報処理入門

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報処理入門
科目番号 c0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 東京書籍『情報Ⅰ Step Forward!』
東京書籍『情報Ⅰ Step Forward! 学習ノート』
実教出版『30時間でマスター Office 2019 Windows 10対応』
担当教員 佐久間 東陽

到達目標

◇情報社会や情報デザインについて理解し,それについて説明できる.
◇プログラミングやネットワークの活用について理解し,それについて説明できる.
◇Windowsの基本操作ができる.
◇Microsoft Edgeの基本操作ができる.
◇MS-Officeの基本操作ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報社会と情報デザイン教科書の問題について正答できる教科書の問題について概ね正答できる教科書の問題について正答できない
プログラミングとネットワークの活用教科書の問題について正答できる教科書の問題について概ね正答できる教科書の問題について正答できない
Windowsの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない
Microsoft Edgeの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない
Officeの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
項目1について知識を、項目2について技能を習得する。
1.情報リテラシー
(1)情報社会
(2)情報デザイン
(3)プログラミング
(4)ネットワークの活用
2,PCの基本的操作
(1)Windows
(2)Microsoft Edge
(3)Microsoft Office
授業の進め方・方法:
各授業の前半では「情報リテラシー」に関する講義を実施し、後半はWindows PCの基本操作とMicrosoft Office(Word, Excel, PowerPoint)の基本操作について学ぶ。入学時の学生のPCスキルは個人によって大きく異なるため、同時進行の講義では困難が多い。したがって、本講義では演習資料を用いて学生各自がそれぞれの理解度に応じて,自主学習する形式で進める。
注意点:
学年が上がったときに、本講義で扱う内容が習得できている前提で授業が実施される。本講義で情報リテラシーおよびPCの基本操作の基礎をしっかりと身につけて欲しい。
※本科目は,数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に該当する科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,講義の受講の仕方とネットワークやOffice365の利用方法
Windowsの基本操作
ガイダンス,講義の受講の仕方とネットワークやOffice365の利用方法ついて理解する(MCC)
Windowsの基本操作ができる
2週 情報社会
Microsoft Edgeの基本操作
情報社会について理解する(情報モラルと情報セキュリティについて理解する(MCC))
Microsoft Edgeの基本操作ができる
3週 情報社会
Wordの操作
情報社会について理解する(情報モラルと情報セキュリティについて理解する(MCC))
Microsoft Edgeの基本操作ができる
4週 情報社会
Wordの操作
情報社会について理解する(情報モラルと情報セキュリティについて理解する(MCC))
Wordが使える(MCC)
5週 情報デザイン
Wordの操作
情報デザインについて説明できる
Wordが使える(MCC)
6週 情報デザイン
Excelの操作
情報デザインについて説明できる
Excelが使える(MCC)
7週 情報デザイン
Excelの操作
情報デザインについて説明できる
Excelが使える(MCC)
8週 中間試験 実施する
2ndQ
9週 プログラミングの基礎(コンピュータの基礎)
Excelの操作
コンピュータの基礎について説明できる
Excelが使える(MCC)
10週 プログラミングの基礎(アルゴリズムの基礎)
Excelの操作
アルゴリズムの基礎について説明できる
Excelが使える(MCC)
11週 プログラミングの基礎(問題のモデル化とシミュレーションの基礎)
Excelの操作
問題のモデル化とシミュレーションの基礎について説明できる
Excelが使える(MCC)
12週 ネットワークの活用
PowerPointの操作
ネットワークの活用について説明できる
PowerPointが使える(MCC)
13週 ネットワークの活用
PowerPointの操作
ネットワークの活用について説明できる
PowerPointが使える(MCC)
14週 ネットワークの活用
PowerPointの操作
ネットワークの活用について説明できる
PowerPointが使える(MCC)
15週 定期試験 実施する
16週 総合課題 課題の説明
課題レポートの提出(MCC)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2

評価割合

中間試験定期試験小テスト課題レポート合計
総合評価割合40401010100
情報社会&情報デザイン4005045
プログラミングの基礎&ネットワークの活用0405045
PCおよびMS-Officeの操作0001010