コンクリート構造学II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンクリート構造学II
科目番号 c0260 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料が配布される。
担当教員 青木 優介

到達目標

・せん断力を受ける鉄筋コンクリートはりの破壊を説明できる。
・鉄筋コンクリートはりに生じる曲げひび割れ幅を計算できる。
・プレストレストコンクリート,プレキャストコンクリート製品の製作などについて実践的な技術を学ぶ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
せん断力による破壊耐力相手の知識レベルに合わせて説明できるおおむね説明できる説明できない
曲げひび割れ幅の計算正確に計算できるやや理解不足である計算できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では,せん断力を受ける鉄筋コンクリートはりの挙動に関する計算を学ぶ。また,鉄筋コンクリートはり部材に生じる曲げひび割れ幅の計算を学ぶ。
また,企業技術者による出前授業を通じてプレストレストコンクリート,プレキャストコンクリート製品について実践的な技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は基本的に対面形式で進められる。
教員が配布する資料に書き込んでいく形式で授業が進められる。(自分用のノートを準備するかは,最初の授業を受けた後で判断することを勧める)
本科目は学修単位科目であり,自学自習が必要である。
質問がある場合には,随時受け付ける。
注意点:
毎時間,関数電卓を準備すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
RCはりのせん断挙動概論
授業の進め方や評価方法を理解する。
RC梁のせん断挙動についておおまかに理解する(MCC)
2週 鉄筋コンクリートはりのせん断破壊形式
鉄筋コンクリート部材のせん断補強
鉄筋コンクリートはりのせん断破壊形式について理解する。(MCC)
鉄筋こんくりーと部材のせん断補強について理解する。(MCC)
3週 鉄筋コンクリートはりのせん断破壊耐力の計算(1) 鉄筋コンクリートはりのせん断耐力の計算について理解する。(MCC)
4週 鉄筋コンクリートはりのせん断破壊耐力の計算(2) 鉄筋コンクリートはりのせん断耐力の計算について理解する。(MCC)
5週 鉄筋コンクリートはりのせん断破壊耐力の計算(3) 鉄筋コンクリートはりのせん断耐力の計算について理解する。(MCC)
6週 プレキャストコンクリート製品検定試験 プレキャストコンクリート製品に関する試験を通じて,理解度を確認する。
7週 鉄筋コンクリートはりのせん断破壊耐力の計算(4) 鉄筋コンクリートはりのせん断耐力の計算について理解する。(MCC)
8週 中間試験 (プレキャストコンクリートを除く)ここまでの学習内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 中間試験の返却,解答
鉄筋コンクリート部材のひび割れ
中間試験の返却,解答を行う
鉄筋コンクリート部材のひび割れの種類について理解する。(MCC)
10週 鉄筋コンクリートはりの曲げひび割れの計算(1) 鉄筋コンクリートはりの曲げひび割れ幅の計算を理解する。(MCC)
11週 鉄筋コンクリートはりの曲げひび割れの計算(2) 鉄筋コンクリートはりの曲げひび割れ幅の計算を理解する。(MCC)
12週 コンクリート構造学に関する総復習(1) 本科目で学んだ内容の総合演習を行う。(MCC)
13週 コンクリート構造学に関する総復習(2) 本科目で学んだ内容の総合演習を行う。(MCC)
14週 プレストレストコンクリートの基礎 プレストレストコンクリートに関する基礎的な知識を学ぶ。
15週 定期試験の返却,解答
授業の総括
定期試験の返却,解答を行う
授業の総括を行う
16週 予備日 予備日

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000