概要:
コンピュータシミュレーションにおいて必要不可欠なモデル化を理解して、その演算を実際に解く。そして、実践的な課題に取り組む中でコンピュータシミュレーションを利用して、その実用性と問題点を体験する。(TeamsやForms等での提示資料による予習を中心に据えた授業を展開する)
授業の進め方・方法:
・授業時間に対して倍の時間の予習・復習を行うこと。特に,提示した資料を予習して,授業のポイントを明確にすること.
・課題実施のために、事前調査、課題達成に向けた準備などを自主学習に役立てること。
注意点:
これまでに学習した多くの知識を利用する。特に、微分方程式や行列計算については十分に復習し、数学的な表現に慣れておくこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 4 | |
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。 | 4 | |
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | 前14 |
トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。 | 4 | 前7,前11 |
節点法や断面法を用いて、トラスの部材力を計算できる。 | 4 | 前7,前11 |
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | 前7 |
影響線を応用して、与えられた荷重に対する支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | 前7 |
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。 | 4 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。 | 4 | 前1 |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 4 | 前7 |
はりのたわみの微分方程式に関して、その幾何学的境界条件と力学的境界条件を理解し、微分方程式を解いて、たわみやたわみ角を計算できる。 | 4 | 前14 |
圧縮力を受ける柱の分類(短柱・長柱)を理解し、各種支持条件に対するEuler座屈荷重を計算できる。 | 4 | |
仮想仕事の原理を用いた静定の解法を説明できる。 | 4 | 前7,前14 |
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。 | 4 | 前7 |
重ね合わせの原理を用いた不静定構造物の構造解析法を説明できる。 | 4 | 前7 |