力学基礎

科目基礎情報

学校	木更津工業高等専門学校	開講年度	令和04年度 (2022年度)
授業科目	力学基礎
科目番号	0009	科目区分	専門 / 必修
授業形態	講義	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	環境都市工学科	対象学年	1
開設期	後期	週時間数	2
教科書/教材	構造力学　静定編　第2版　上，森北出版
担当教員	大久保 努

到達目標

・構造物を構成する要素が理解できる
・構造物に働く力や変形をイメージでき
・物体のつり合い条件を元に基本的な構造力学の計算が解ける

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	応用課題を解ける	配布資料，学習ノートを見ながら課題を解ける	配布資料，学習ノートを見ても課題が解けない
評価項目2	応用課題を解ける	配布資料，学習ノートを見ながら課題を解ける	配布資料，学習ノートを見ても課題が解けない

教育方法等

概要:

本講義では，構造物に働く力や変形を自分で感じることができる能力を養い，基本的な構造力学の計算について学習する。

授業の進め方・方法:

・中間試験（レポート評価）と定期試験の評価点をそれぞれ50%分として評価する。
・講義は教科書の内容に沿って実施し，必要があれば補助資料を配布する。

注意点:

・三角関数などの基礎的な数学の知識を必要とします。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	ガイダンス	学習内容を理解
		2週	土木構造物1-1 荷重と反力1-1	土木構造物の違い/種類，荷重の種類を理解を理解，荷重と反力を理解（MCC）
		3週	土木構造物1-2 荷重と反力1-2	土木構造物の違い/種類，荷重の種類を理解を理解，荷重と反力を理解（MCC）
		4週	構造物を構成する要素，SI単位2-1 フックの法則2-1	構造物を構成する要素，SI単位を理解，フックの法則を理解（MCC）
		5週	構造物を構成する要素，SI単位2-2 フックの法則2-2	構造物を構成する要素，SI単位を理解，フックの法則を理解（MCC）
		6週	作用・反作用，力の合成と分解3-1 力のつり合い，図心と重心3-1	作用・反作用，力の合成と分解を理解，力のつり合い，図心と重心を理解（MCC）
		7週	作用・反作用，力の合成と分解3-2 力のつり合い，図心と重心3-2	作用・反作用，力の合成と分解を理解，力のつり合い，図心と重心を理解（MCC）
		8週	物体のつり合い条件4-1 圧縮，引張，せん断，ねじり，モーメント4-1	物体のつり合い条件と計算を理解，圧縮，引張，せん断，ねじり，モーメントを理解（MCC）
	4thQ
		9週	物体のつり合い条件4-2 圧縮，引張，せん断，ねじり，モーメント4-2	物体のつり合い条件と計算を理解，圧縮，引張，せん断，ねじり，モーメントを理解（MCC）
		10週	支点の種類，静定構造と不静定構造5-1 模型の圧縮・曲げ試験5-1	支点の種類，静定構造と不静定構造を理解，曲げに強い構造を考え理解（MCC）
		11週	支点の種類，静定構造と不静定構造5-2 模型の圧縮・曲げ試験5-2	支点の種類，静定構造と不静定構造を理解，曲げに強い構造を考え理解（MCC）
		12週	構造物の種類（ラーメン，アーチ，トラス），部材断面に作用する力6-1 はり模型の曲げ試験6-1（レポート課題提示）	構造物の種類（ラーメン，アーチ，トラス），部材断面に作用する力を理解，曲げに強い構造を考え理解（MCC）
		13週	構造物の種類（ラーメン，アーチ，トラス），部材断面に作用する力6-2 はり模型の曲げ試験6-2（レポート課題提示）	構造物の種類（ラーメン，アーチ，トラス），部材断面に作用する力を理解，曲げに強い構造を考え理解（MCC）
		14週	構造力学の計算問題を復習1	構造力学の計算問題を理解
		15週	構造力学の計算問題を復習2	構造力学の計算問題を理解
		16週	後期定期試験	後期定期試験までの学習内容を理解

評価割合

	試験	レポート	合計
総合評価割合	50	50	100
基礎的能力	20	30	50
専門的能力	20	10	30
分野横断的能力	10	10	20