到達目標
・土木製図における図の描き方の基本を理解している。
・土木製図における規約の基本を理解している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
描き方の基本 | 正しく美しい図を描くことができる | 正しく図を描くことができる | 正しく図を描くことができない |
規約の基本 | 配置や縮尺などの規約を正しく運用できる | 配置や縮尺などの規約をほぼ正しく運用できる | 配置や縮尺などの規約を正しく運用できない |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・教科書に準じた講義と練習ノートを使った実習を行い,土木製図の基本を身につける。
・CAD(コンピュータを用いた製図)が当たり前の時代とはいえ,これらの基本を身につけておくことは,土木技術者となるために重要なことである。
授業の進め方・方法:
・教科書に準じた講義と練習ノートを使った実習を行う。その比率は4:6程度である。
注意点:
・通常のシャープペンジルや定規などでも対応できるが,0.3mm芯のシャープペンシルと30cm程度の定規を自主的に準備することを強く勧める。
・授業用のノートはあえて必要ない。記入できるプリントが配布される。
・縮尺や角度の計算に電卓も必要である。いずれ高専で学んでいくためには「関数電卓」が必要であるので,早いうちに購入しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
科目の概要,学び方,評価方法などを理解する。
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2週 |
製図の基礎と製図用具 |
製図の基礎と製図用具を理解する。
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3週 |
線の種類と用途 |
線の種類と用途を理解する。
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4週 |
文字の書き方 |
製図における文字の書き方を理解する。
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5週 |
投影図の描き方 |
投影図の描き方を理解する。
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6週 |
尺度と寸法線 |
尺度と寸法線の描き方を理解する。
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7週 |
ここまでの復習 |
ここまでの実習内容を復習する
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8週 |
中間試験は行わない 授業評価アンケート |
授業評価アンケートを行う
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2ndQ |
9週 |
図面の種類と様式 |
図面の種類と様式について理解する。
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10週 |
測量製図の基本 材料・境界の現し方 |
縦断面図をトレースする 材料・境界の図をトレースする
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11週 |
設計製図の基本 |
H型鋼橋梁の図面をトレースする
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12週 |
課題製図の作成 |
教科書の製図例1をトレースする
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13週 |
課題製図の作成 |
教科書の製図例1をトレースする
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14週 |
ここまでの復習 |
ここまでの実習内容を復習する
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15週 |
前期定期試験の返却 授業の総括 |
前期定期試験の返却を受ける 授業を振り返る
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 課題製図 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
描き方の基本 | 50 | 20 | 70 |
規約の基本 | 20 | 10 | 30 |