科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 図学
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土木製図(文部省検定教科書,藤野陽三ほか著,実教出版) / 土木製図練習ノート(土木製図研究会編,実教出版)
担当教員 青木 優介

到達目標

・土木製図における図の描き方の基本を理解している。
・土木製図における規約の基本を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
描き方の基本正しく美しい図を描くことができる正しく図を描くことができる正しく図を描くことができない
規約の基本配置や縮尺などの規約を正しく運用できる配置や縮尺などの規約をほぼ正しく運用できる配置や縮尺などの規約を正しく運用できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・教科書に準じた講義と練習ノートを使った実習を行い,土木製図の基本を身につける。
・CAD(コンピュータを用いた製図)が当たり前の時代とはいえ,これらの基本を身につけておくことは,土木技術者となるために重要なことである。
授業の進め方・方法:
・教科書に準じた講義と練習ノートを使った実習を行う。その比率は4:6程度である。
注意点:
・通常のシャープペンジルや定規などでも対応できるが,0.3mm芯のシャープペンシルと30cm程度の定規を自主的に準備することを強く勧める。
・授業用のノートはあえて必要ない。記入できるプリントが配布される。
・縮尺や角度の計算に電卓も必要である。いずれ高専で学んでいくためには「関数電卓」が必要であるので,早いうちに購入しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 科目の概要,学び方,評価方法などを理解する。
2週 製図の基礎と製図用具 製図の基礎と製図用具を理解する。
3週 線の種類と用途 線の種類と用途を理解する。
4週 文字の書き方 製図における文字の書き方を理解する。
5週 投影図の描き方 投影図の描き方を理解する。
6週 尺度と寸法線 尺度と寸法線の描き方を理解する。
7週 ここまでの復習 ここまでの実習内容を復習する
8週 中間試験は行わない
授業評価アンケート
授業評価アンケートを行う
2ndQ
9週 図面の種類と様式 図面の種類と様式について理解する。
10週 測量製図の基本
材料・境界の現し方
縦断面図をトレースする
材料・境界の図をトレースする
11週 設計製図の基本 H型鋼橋梁の図面をトレースする
12週 課題製図の作成 教科書の製図例1をトレースする
13週 課題製図の作成 教科書の製図例1をトレースする
14週 ここまでの復習 ここまでの実習内容を復習する
15週 前期定期試験の返却
授業の総括
前期定期試験の返却を受ける
授業を振り返る
16週

評価割合

試験課題製図合計
総合評価割合7030100
描き方の基本502070
規約の基本201030