鉄筋コンクリート工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 鉄筋コンクリート工学Ⅱ
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 担当者作成の資料を用いる
担当教員 青木 優介

到達目標

・道路橋示方書にもとづき,鉄筋コンクリート橋の設計計算書を作成できる。
・設計方法の違いについて理解できる。
・分野別セキュリティ問題にも取り組む

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
設計計算書正しく美しい設計計算書を期限までに作成できる正しい設計計算書を期限までに作成できる正しい設計計算書を作成できない
設計法の違い設計法の違いを他者に説明できる設計法の違いを理解できる設計法の違いを理解できない
分野別セキュリティセキュリティ問題を他者と協議できるセキュリティ問題を自分で理解できるセキュリティ問題を理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE B-2 説明 閉じる
準学士課程 2(1) 説明 閉じる
準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・後期で開講される「RC構造設計製図」に用いる設計計算書を作成する。
・設計法の違いや構造細目についても,授業中の説明から理解する。
・分野別セキュリティ問題にも取り組む
授業の進め方・方法:
・数人のグループを構成し,各自に与えられた設計条件のもと,設計計算書を作成する。
・設計法の違いや構造細目については,授業の中で説明するので,よくメモしておくこと。
・分野別セキュリティ問題ではグループディスカッションを行う。
注意点:
・本科目は学修単位B科目であり,授業時間数と同等の自学自習を必要とする。
・図書館に最新版の道路橋示方書が10冊導入されている。大いに参考にすること。
・設計計算書はこの授業内で完結させること。後期の製図が作成できなくなる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の方針や評価方法について学ぶ
2週 設計条件の確認
構造一般図の作成
設計条件を確認する
構造一般図を作成する
3週 床版の設計① 設計計算例にもとづき,床版の設計を行う
4週 床版の設計② 設計計算例にもとづき,床版の設計を行う
5週 床版の設計③ 床版の設計計算チェックを受ける
6週 主桁の設計① 設計計算例にもとづき,主桁の設計を行う
7週 主桁の設計② 設計計算例にもとづき,主桁の設計を行う
8週 前期中間試験は行わず,
設計計算書の作成
授業アンケート
設計計算書の作成を行う
授業アンケートに回答する
2ndQ
9週 主桁の設計③ 設計計算例にもとづき,主桁の設計を行う
10週 主桁の設計④ 設計計算例にもとづき,主桁の設計を行う
11週 主桁の設計⑤ 主桁の設計計算チェックを受ける
12週 主要図表の作成① 主要な図表を作成する
13週 主要図表の作成② 主要な図表を作成する
14週 設計計算書のピアチェック
設計計算書の提出
学生同士で設計計算書をチェック
設計計算書を提出する
15週 前期定期試験の返却
分野別セキュリティ問題
前期定期試験の返却を受ける
分野別セキュリティ問題に取り組む
16週

評価割合

試験設計計算書相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
設計計算書500000050
設計法の違い400000040
分野別セキュリティ100000010