概要:
本講義は,はじめにOffice365のFormsやTeamsなどの機能について学ぶ。
続いて,情報セキュリティや情報モラルについて学ぶ。その後,Microsoft OfficeのうちWord,Excel,PowerPointの使い方について学ぶ。最終的には与えられた課題に対し,学んだ知識を用いて作品を完成させる。
授業の進め方・方法:
入学時の学生のPCスキルは,個人によって大きく異なり,教科書を用いた同時進行の講義では困難が多い。そのため,本講義では,教科書を用いて学生各自がそれぞれの理解度に応じて,自主学習を行う形で進める。
下に示した授業展開はあくまで参考である。
評価は,講義への参加姿勢40%,課題レポート60%として評価する。
注意点:
情報化社会ではルールやマナー,セキュリティに関する知識は必要不可欠である。知識として得るだけでなく,日々の生活で実践することが必要となる。
また,各家庭には自宅学習ができるPCが常備されていることになっているはずである。そのようなPCを使いこなすことが大切である。
PCの基本操作は出来ること前提で講義を進める。PCを初めて扱う学生にとってMS Officeによる演習は敷居の高いものと感じるかもしれない。講義時間内は集中して学習し,放課後に復習するなどの心がけが必要である。
PCの扱いに精通している所持している学生は,本講義で学習した内容を,他の講義のレポート作成や日常生活の中に取り入れ,積極的に使っていくことによってスキルアップできる。
MS Officeの利用頻度は学年が上がるほど増加する。本講義でしっかりと基礎を身につけて欲しい。
※本科目は,数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に該当する科目です。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 後1,後2,後3 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 後1,後2,後3 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |