到達目標
次の項目について理解する.
1.測量の分類と測量体系
2.数値の取り扱いと単位換算処理
3.三角関数の基礎と応用
4.誤差の理論と処理方法
5.距離の定義と測定方法
6.距離測量の系統誤差の補正方法
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
測量の分類と測量体系 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
数値の取り扱いと単位換算処理 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
三角関数の基礎と応用 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
誤差の理論と処理方法 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
距離の定義と測定方法 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
距離測量の系統誤差の補正方法 | 十分に理解し,他者に適切に説明できる | 理解している | 理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
測量の基礎を学ぶ.
授業の進め方・方法:
測量の本質は,誤差の正しい見積もりとそれに基づく位置の推計である.そのための確かな実力を身に付けるために,本授業では,小テストを行う.
参考図書:
日本地図センター『新版 地図と測量のQ&A』日本地図センター,2013年.1296円(税込)
大木正喜(著)『測量学 第2版』森北出版,2015年.3024円(税込)
中村英夫(著),清水英範(著)『測量学』技報堂出版,2000年.6480円(税込)
吉澤孝和(著)『図解 測量学要論』日本測量協会,2005年.7800円(税込)
成績評価の方法:
授業時間内に行う小テスト(10%)と中間試験および定期試験(90%)の結果を合計(100%)して評価する.
注意点:
正当な理由もなく授業に遅刻あるいは欠席した場合には,小テストの点数を減点する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
測量の基礎知識(1) |
測量の分類と測量体系
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2週 |
測量の基礎知識(2) |
測量作業の流れ
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3週 |
測量のための基礎数学(1) |
数値の丸め方
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4週 |
測量のための基礎数学(2) |
有効数字
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5週 |
測量のための基礎数学(3) |
度分秒とラジアン
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6週 |
測量のための基礎数学(4) |
三角関数の基礎
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7週 |
測量のための基礎数学(5) |
三角関数の応用
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8週 |
中間試験 |
中間試験までの内容について理解する
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4thQ |
9週 |
誤差の理論と処理方法(1) |
誤差の分類と法則
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10週 |
誤差の理論と処理方法(2) |
正確度と精度の指標
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11週 |
誤差の理論と処理方法(3) |
最確値と標準偏差
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12週 |
誤差の理論と処理方法(4) |
誤差の伝搬
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13週 |
誤差の理論と処理方法(5) |
最小二乗法の原理
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14週 |
距離測量(1) |
距離の定義,距離測量の分類と精度
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15週 |
距離測量(2) |
距離測量の系統誤差の補正方法
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16週 |
定期試験 |
定期試験までの内容について理解する
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評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 45 | 45 | 10 | 100 |
測量の分類と測量体系 | 9 | 0 | 1 | 10 |
数値の取り扱いと単位換算処理 | 18 | 0 | 2 | 20 |
三角関数の基礎と応用 | 18 | 0 | 2 | 20 |
誤差の理論と処理方法 | 0 | 27 | 3 | 30 |
距離の定義と測定方法 | 0 | 9 | 1 | 10 |
距離測量の系統誤差の補正方法 | 0 | 9 | 1 | 10 |