コンピュータ基礎演習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コンピュータ基礎演習
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 富士通FOM(著)『情報リテラシー』FOM出版,2013年
担当教員 大久保 努

到達目標

◇Microsoft Officeの基本操作と応用ができる.
◇Wordを用いた文書作成ができる.
◇Excelを用いた表計算とグラフ作成ができる.
◇PowerPointを用いたプレゼンテーション作成ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Wordの利用使いこなすことができる教科書を見ながら課題を作成できる教科書を見ても操作が分からない
Excelの利用使いこなすことができる教科書を見ながら課題を作成できる教科書を見ても操作が分からない
Powerpointの利用使いこなすことができる教科書を見ながら課題を作成できる教科書を見ても操作が分からない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は,情報処理入門(1年後期)の応用科目の位置づけにあり、Microsoft OfficeのうちWord,Excel,PowerPointの基本操作と応用について学ぶ。最終的には与えられた課題に対し,グループワークを行い発表・討論ができる能力を身につける。
授業の進め方・方法:
講義は教員作成資料および教科書を用いて,PCで実際の操作を行いながら進める。
中間試験(50%)と期末試験(50%)は課題レポートで評価する。課題の達成度合いや講義に臨む態度、グループワークでの協調性を含めて総合的に評価する。
注意点:
情報処理入門(1年後期)で修得した知識を前提として講義を進める。本講義でMicrosoft Officeの応用を身につけ、班員と協調性を持ち作業に挑むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 本科目の概要と達成目標を理解する。特別教室の利用上の注意を理解する。
2週 Wordによる文書作成① 書式とレイアウトの設定。レポートの作成
3週 Wordによる文書作成② 表と図の挿入。レポートの作成
4週 Wordによる文書作成③ 数式の作成と挿入。レポートの作成
5週 Wordによる文書作成④ 英語文章の作成。レポートの作成
6週 Excelによる表計算とグラフ作成① 表の作成とデータ入力
7週 中間試験
8週 Excelによる表計算とグラフ作成② データ解析。レポート作成
4thQ
9週 Excelによる表計算とグラフ作成③ 適切なグラフを選択しグラフを作成。レポート作成
10週 Excelによる表計算とグラフ作成④ 適切なグラフを選択しグラフを作成。レポート作成
11週 PowerPointによるプレゼンテーション作成① 発表テーマの選択、発表の構成を提出
12週 PowerPointによるプレゼンテーション作成② データの収集、スライドの作成をグループワークで行う
13週 PowerPointによるプレゼンテーション作成③ データの収集、スライドの作成をグループワークで行う
14週 PowerPointによるプレゼンテーション作成④ データの収集、スライドの作成をグループワークで行う
15週 総合的な演習 班別発表を行い、発表・討論できる能力が身につく
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後1,後2,後3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3後1,後2,後3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3後1,後2,後3
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。3後1,後2,後3
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。3後1,後2,後3
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。3後1,後2,後3
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。3後1,後2,後3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3後1,後2,後3
専門的能力分野別の専門工学建設系分野情報処理電子メールの使用設定や使用方法を理解できる。3後1,後2,後3,後7
ワードプロセッサソフウェアトによる文書の作成ができる。3後3,後4,後13,後14,後15
ワードプロセッサソフトウェアを利用し簡単な作画ができる。3後3,後4,後13,後14,後15
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解している。3後6,後8,後9,後10,後13,後14,後15
表計算ソフトウェアにより基本的なグラフが作成できる。3後6,後8,後9,後10,後13,後14,後15
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を理解している。3後11,後12,後13,後14,後15
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。2
プログラム言語の利用法について説明できる。2
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。2
アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。2
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。2

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
中間評価5050
定期評価5050