到達目標
◇各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力,曲げモーメント),断面力図(せん断力図,曲げモーメント図)について,説明できる.
◇トラスの種類,安定性,トラスの部材力の意味を説明でき,節点法や断面法を用いて,トラスの部材力を計算できる.
◇構造材料の力学的性質について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
部材の内部にはたらく力 | 応用的な問題に対して,N図,Q図,M図を描くことができる | 基本的な問題に対して,N図,Q図,M図を描くことができる | N図,Q図,M図を描くことができない |
トラスにはたらく力 | 応用的な問題に対して,トラスの軸力を求めることができる | 基本的な問題に対して,トラスの軸力を求めることができる | トラスの軸力を求めることができない |
構造材料の力学的性質 | 構造材料の力学的性質について説明できる | 構造材料の力学的性質について理解している | 構造材料の力学的性質について理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は,1年次後期の「力学基礎」に引き続き,構造力学について学ぶものである.
授業の進め方・方法:
授業では小テストを多く行う.第1週の確認試験を10%,小テストを50%,中間試験と定期試験を40%として評価する.授業を欠席した場合は後日小テストを行うので,登校後ただちに申し出る必要がある.
注意点:
本講義で躓くと,後期の「構造力学Ⅱ」が理解できないだけでなく,上級生で学ぶ多くの力学関連の専門科目に影響が出る.分からない内容は適宜復習するだけでなく,積極的に質問等を行い,積極的に学習することを期待する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,確認試験 |
「力学基礎」の内容について理解度を確認する
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2週 |
軸力図とせんだん力図 |
N図,Q図,M図について理解する
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3週 |
曲げモーメント図 |
N図,Q図,M図について理解する
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4週 |
複数の集中荷重を受ける場合 |
N図,Q図,M図について理解する
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5週 |
等分布荷重を受ける場合 |
N図,Q図,M図について理解する
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6週 |
モーメント荷重を受ける場合 |
N図,Q図,M図について理解する
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7週 |
多種類の荷重を受ける場合 |
N図,Q図,M図について理解する
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8週 |
中間試験 |
力学基礎の内容を含み,中間試験までの内容について試験を行う
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2ndQ |
9週 |
トラスにはたらく力 |
トラスにはたらく力について理解する.(接点法と断面法)
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10週 |
トラスにはたらく力 |
トラスにはたらく力について理解する.(接点法と断面法)
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11週 |
トラスにはたらく力 |
トラスにはたらく力について理解する.(接点法と断面法)
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12週 |
トラスにはたらく力 |
トラスにはたらく力について理解する.(接点法と断面法)
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13週 |
異方性と等方性/応力とひずみの関係 |
構造材料の力学特性について理解する
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14週 |
フックの法則/応力ひずみ図 |
構造材料の力学特性について理解する
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15週 |
定期試験 |
力学基礎の内容を含み,定期試験までの内容について試験を行う
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16週 |
試験の返却と解説 |
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評価割合
| 確認試験 | 小テスト | 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 50 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 50 | 0 | 60 |
応用的能力 | 0 | 0 | 40 | 40 |