環境都市工学概論Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境都市工学概論Ⅱ
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 指定せず
担当教員 石川 雅朗

到達目標

1.ダムと生態環境の意義と問題点を説明し、課題を整理することができる。
2.社会基盤構造物の意義を説明し、課題を整理することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ダムの意義と問題点を説明でき、課題を整理することができる。ダムの意義と問題点を説明できる。ダムの意義と問題点を説明できない。
評価項目2地域にある社会基盤構造物の意義を説明でき、課題を整理することができる。社会基盤構造物の意義を説明できる。社会基盤構造物の意義を説明できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ダムと生態環境や地域にある社会基盤構造物の意義や課題を整理することを通じて環境都市工学の重要性を認識する科目である。
授業の進め方・方法:
授業方法は資料呈示による講義,グループごとの課題に取り組む方法とする。課題対して自ら問題意識をもって取り組むこと。
注意点:
環境都市工学を学ぶ動機づけとなる基礎科目であり、しっかりと取り組むこと。
欠席・遅刻は評価点から差し引く。
評価は,態度20%,課題レポート80%で行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境都市工学の概要 身近な構造物が社会と関係があることを説明できる
2週 ダムと生態環境(1) ダムの種類を説明できる
3週 ダムと生態環境(2) ダムの意義を説明できる
4週 ダムと生態環境(3) ダムの問題点を説明できる
5週 ダムと生態環境(4) 県内のダムを役割を説明できる
6週 ダムと生態環境(5) 県内のダムの問題点を説明できる
7週 ダムと生態環境(6) 県内のダムの今後の課題について説明できる
8週 ダムと生態環境(7) 県内のダムの今後の課題について説明できる
2ndQ
9週 前期中間試験までのまとめ 部分修正して説明できる
10週 社会基盤構造物(1) 地域の社会基盤を調べる
11週 社会基盤構造物(2) 地域の社会基盤を調べる
12週 社会基盤構造物(3) 地域の社会基盤を調べる
13週 社会基盤構造物(4) 地域の社会基盤を調べる
14週 社会基盤構造物(5) 地域の社会基盤の意義を説明できる
15週 社会基盤構造物(6) 地域の社会基盤の課題を整理できる
課題レポートの提出.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境環境と人の健康との関わりを説明できる。2
水の物性、水の循環を説明できる。2
水道の役割、種類を説明できる。2
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。2
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00020080100
基礎的能力0002004060
専門的能力000003030
分野横断的能力000001010