到達目標
・計算機シミュレーションによって生態系に関する現象を再現するための基礎的技術を身につける.
・生態系に関する現象を再現した計算機シミュレーションの結果について考察できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
計算機シミュレーションによって生態系に関する現象を再現するための基礎的技術を身に着ける能力 | 十分に身についている | 身についている | 身についていない |
生態系に関する現象を再現した計算機シミュレーションの結果について考察できる能力 | 十分に身についている | 身についている | 身についていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生態系に関する諸問題に計算機シミュレーションを適用するための基礎技術と基本的な考え方について学ぶ.
授業の進め方・方法:
(1)計算機シミュレーションの基礎技術:Rによるシミュレーションの基礎技法を身に着ける
(2)生態系にかかわる計算機シミュレーションの結果の理解と考察:3つの事例を題材として,デモンストレーションと解説を交えて講義する.その後,各自で実行し,その結果について考察する.
注意点:
統計解析環境Rを用いた計算機シミュレーションを行うので,これまでに学んだRの基礎知識を復習しておくこと.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(1) |
Rの基礎知識
|
2週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(2) |
変数への代入と演算子の利用
|
3週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(3) |
データの型と構造,ファイルの入出力
|
4週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(4) |
いろいろな関数
|
5週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(5) |
条件分岐処理
|
6週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(6) |
繰り返し処理
|
7週 |
計算機シミュレーションの基礎技術(7) |
乱数の利用
|
8週 |
小テスト |
計算機シミュレーションによって生態系に関する現象を再現するための基礎的技術を身につけている.
|
4thQ |
9週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(1) |
種間競争と種多様性の保全(1)
|
10週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(2) |
種間競争と種多様性の保全(2)
|
11週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(3) |
樹木の生長と樹冠形状(1)
|
12週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(4) |
樹木の生長と樹冠形状(2)
|
13週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(5) |
自己組織化臨界(1)
|
14週 |
Rを用いた計算機シミュレーション(6) |
自己組織化臨界(2)
|
15週 |
レポート作成 |
生態系に関する現象を再現した計算機シミュレーションの結果について理解し,考察できる.
|
16週 |
総復習 |
総復習
|
評価割合
| 小テスト | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 50 | 50 |