技術者入門II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 技術者入門II
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図面の読み方がやさしくわかる本(日本能率協会)
まんがでわかる理科系の作文技術(中央公論新社)
担当教員 原田 健二,虻川 和紀,三橋 修

到達目標

ものつくり課題を通して技術者としての基礎を体験し,キャリアパスにおける心構えを習得し,今後の学習に活用することができる.
上級生をリーダーとしたプロジェクト実習に参加し,適切に作業を実施することができる.
評価は,態度10%,学生同士の相互評価20%,ポートフォリオ70%で行う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
作業の遂行課題に沿った実習の実施計画をリーダーとともに企画し,計画的に実施することができる課題に沿った実習を指導のもとで実施することができる課題に沿った実習を適切に実施することができない
チームワーク課題解決のためにプロジェクトチームを円滑に牽引することができるプロジェクトチームとともに協働して,プロジェクトを遂行することができるプロジェクトを遂行することができない
問題解決積極的に自学自習,情報収集を行い,速やかな問題が解決できるチームと連携して問題解決を図ることができる問題解決できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 4C チームワーク
準学士課程(R6) 4D 専門分野の応用力

教育方法等

概要:
環境都市工学に関して興味を深め,習得のために必要な体験を行う課題解決型の授業である.
授業の進め方・方法:
授業中に環境都市工学に関する課題が提示されるので,各課題を解決する.
プロジェクトチームにより実施する課題では,リーダーを中心としてチームワークを発揮して課題を解決する.
注意点:
上級生のリーダーとよく連携を取り,課題の成果を納期までに完成させること.
プロジェクトチームで解決が難しい場合は,チームだけでなく,教員等に質問し,速やかに解決を図ること.
技術者入門Iで使用したノートを使用するので,授業に持参すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 実際の構造物の計測実習(ガイダンスと計測計画) 実際の構造物の寸法を計測する方法を計画し、次回以降の実習に備える。
2週 図学の実習・図面の描画法 図面の描画法について学ぶ。
3週 構造物の計測実習 計測計画に基づき、構造物の寸法を計測する。
4週 構造物の計測実習 計測計画に基づき、構造物の寸法を計測する。
5週 構造物の計測実習 計測計画に基づき、構造物の寸法を計測する。
6週 図面制作 計測した寸法に基づき、図面を制作する。
7週 図面制作 計測した寸法に基づき、図面を制作する。
8週 図面制作 計測した寸法に基づき、図面を制作する。
4thQ
9週 模型制作・ガイダンス 前半で作成した図面をもとに模型の作製方法を計画し、次回以降の実習に備える。
10週 構造物の模型製作 作製計画に基づき、構造物の模型を作製する。
11週 構造物の模型製作 作製計画に基づき、構造物の模型を作製する。
12週 構造物の模型製作 作製計画に基づき、構造物の模型を作製する。
13週 構造物の模型製作 作製計画に基づき、構造物の模型を作製する。
14週 構造物の模型製作 作製計画に基づき、構造物の模型を作製する。
15週 課題提出・品評会 作製した模型を提出する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。2後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。2後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。2後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
基盤的資質・能力自己理解自己理解自分の経験や活動を振り返り、自分の考え方や価値観などを認知できる。2後14,後15
自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。2後14,後15
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。2後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合002010700100
基礎的能力002010700100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000