情報I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 情報I
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 最新情報 Ⅰ(実教出版),最新情報 Ⅰ学習ノート(実教出版),学生のためのかんたんWord/Excel/PowerPoint入門(技術評論社)
担当教員 佐久間 東陽

到達目標

次の項目について理解し,説明できる.
(1)情報社会
(2)メディアとデザイン
(3)システムとデジタル化
(4)ネットワークとセキュリティ
(5)問題解決とその方法
次の項目について,技能を習得する.
(1)Windowsの基本操作
(2)Microsoft Edgeの基本操作
(3)MS-Officeの基本操作

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報社会十分に理解し,他者に適切に説明できる.理解している.理解していない.
メディアとデザイン十分に理解し,他者に適切に説明できる.理解している.理解していない.
システムとデジタル化十分に理解し,他者に適切に説明できる.理解している.理解していない.
ネットワークとセキュリティ十分に理解し,他者に適切に説明できる.理解している.理解していない.
問題解決とその方法十分に理解し,他者に適切に説明できる.理解している.理解していない.
Windowsの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない
Microsoft Edgeの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない
MS-Officeの基本操作操作できる概ね操作できる操作できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 1B 情報の基礎
準学士課程(R6) 1C サイバーセキュリティの基礎

教育方法等

概要:
項目1について知識を,項目2について技能を習得する.
1.情報リテラシー
(1)情報社会
(2)メディアとデザイン
(3)システムとデジタル化
(4)ネットワークとセキュリティ
(5)問題解決とその方法
2.PCの基本的操作
(1)Windows
(2)Microsoft Edge
(3)Microsoft Office
授業の進め方・方法:
各授業の前半では「情報リテラシー」に関する講義を実施し,後半はWindows PCの基本操作とMicrosoft Office(Word,Excel,PowerPoint)の基本操作について学ぶ.入学時の学生のPCスキルは個人によって大きく異なるため,同時進行の講義では困難が多い.したがって,本講義では演習資料を用いて学生各自がそれぞれの理解度に応じて,自主学習する形式で進める.
注意点:
学年が上がったときに,本講義で扱う内容が習得できている前提で授業が実施される.本講義で情報リテラシーおよびPCの基本操作の基礎をしっかりと身につけて欲しい.
※本科目は,数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に該当する科目である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
パソコンや入力操作の基本操作
受講の仕方とネットワークやOffice365の利用方法について理解する
WindowsおよびMicrosoft Edgeの基本操作ができる
2週 情報社会・情報社会の法規と権利
フォルダーやファイルの基本操作
情報社会について理解する
WindowsおよびMicrosoft Edgeの基本操作ができる
3週 情報技術が築く新しい社会
Wordの基本操作(1)
情報社会について理解する
Wordの基本操作ができる
4週 メディアとコミュニケーション
Wordの基本操作(2)
メディアとデザインについて理解する
Wordの基本操作ができる
5週 情報デザインとその実践
Wordの基本操作(3)
メディアとデザインについて理解する
Wordの基本操作ができる
6週 情報システムの構成
Wordの基本操作(4)
システムとデジタル化について理解する
Wordの基本操作ができる
7週 情報のデジタル化
Excelの基本操作(1)
システムとデジタル化について理解する
Excelの基本操作ができる
8週 中間試験 中間試験までの内容について理解する
2ndQ
9週 情報通信ネットワーク
Excelの基本操作(2)
ネットワークとセキュリティについて理解する
Excelの基本操作ができる
10週 情報セキュリティ
Excelの基本操作(3)
ネットワークとセキュリティについて理解する
Excelの基本操作ができる
11週 問題解決
Excelの基本操作(4)
問題解決とその方法について理解する
Excelの基本操作ができる
12週 データの活用
PowerPointの基本操作(1)
問題解決とその方法について理解する
PowerPointの基本操作ができる
13週 モデル化
PowerPointの基本操作(2)
問題解決とその方法について理解する
PowerPointの基本操作ができる
14週 シミュレーション
PowerPointの基本操作(3)
問題解決とその方法について理解する
PowerPointの基本操作ができる
15週 定期試験 定期試験までの内容について理解する
16週 総復習 総復習,課題レポートの提出

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。3前2,前3
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。3前6
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。3前6
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。3前7
情報を適切に収集・取得できる。3前12
データベースの意義と概要について説明できる。3前12
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3前4,前5
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3前4,前5
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。3前9
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。3前10
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。3前10
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。3前10
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。3前10
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3前10
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。3前10

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
情報社会,メディアとデザイン400000545
システムとデジタル化,ネットワークとセキュリティ400000545
PCの基本操作000001010