概要:
建設材料学で学んだ「鋼材」と「コンクリート」について,実験をとおして,理解を深める。また,実験の様子を紹介するスライドなどを視聴し,実験方法の原理の理解につとめる。
授業の進め方・方法:
状況によって,遠隔授業もしくは対面授業によって授業を進める。
なお,質問がある場合には,随時受け付ける。
注意点:
電卓を毎時間必ず準備しておくこと。なお,一人で対処しようとせず,分からない場合などはクラスメイトなどに積極気に相談すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後11,後13,後14 |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 4 | 後4,後5,後14 |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 4 | 後4,後5,後14 |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 4 | 後12 |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 4 | 後12 |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後12 |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 後3,後4,後12 |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 後12 |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 4 | 後6,後14 |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 4 | 後6 |
配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 4 | 後1,後2,後9,後10 |
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。 | 4 | 後10,後12 |
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。 | 4 | 後11,後13 |
施工・法規 | コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。 | 4 | 後6,後7,後10 |
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。 | 4 | 後6,後7,後10 |
分野別の工学実験・実習能力 | 建設系分野【実験・実習能力】 | 建設系【実験実習】 | 骨材のふるい分け試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | 後4 |
骨材の密度、吸水率試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | 後3 |
コンクリートのスランプ試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | 後10 |
コンクリートの空気量試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | 後10 |
コンクリートの強度試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 4 | 後11,後13 |