地球環境科学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地球環境科学
科目番号 0055 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 富田豊(編)『環境科学入門』学術図書出版社,2006年,2000円+税
担当教員 上村 繁樹

到達目標

◇地球規模の環境問題の現状について理解し,説明できる。
◇地域規模の環境問題の現状について理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地球史、生物史と地球環境問題の関わり地球史、生物史と地球環境問題の関わりについて答えることができる。地球史、生物史と地球環境問題の関わりについて基本的な問題に答えることができる。地球史、生物史と地球環境問題の関わりについて説明できない。
人類史と地球環境問題の関わり人類史と地球環境問題の関わりについて答えることができる。人類史と地球環境問題の関わりについて基本的な問題に答えることができる。人類史と地球環境問題の関わりについて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は,地球環境問題について学び,後半で地域環境問題について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義は,PPTを用いる。
評価方法:
中間試験(50%)および定期試験(50%)で評価する。
参考図書:
環境・循環型社会・生物多様性白書(環境省)Webで閲覧可能
注意点:
地球環境問題は総合学問である。生物や地学、歴史などの知識が必須である。よって普段から新聞やニュースを通じて社会に関する情報を収集しておくことが肝要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 講義の概要を理解する
2週 地球史1 地球の成り立ちを理解する
3週 地球史2 地球の成り立ちを理解する
4週 地球史における気候をはじめとした環境の変化 地球史における気候をはじめとした環境の変化を理解する(スノーボールアースなど)
5週 生物史1 生物の進化を理解する
6週 生物史2 生物の進化を理解する(遺伝学の基礎)
7週 地球史における気候をはじめとした環境の影響1 生物の進化と環境の変化の関わりなどを理解する
8週 地球史における気候をはじめとした環境の影響1 生物の大量絶滅とその原因などを理解する
2ndQ
9週 人類史と環境1 サルから人への進化を理解する
10週 人類史と環境2 サルから人への進化を理解する(道具革命、火の使用)
11週 人類史と環境3 先史時代の人類と地球環境の関わりを理解する
12週 人類史と環境4 先史時代の人類と地球環境の関わりを理解する
13週 人類史と環境5 産業革命以前の歴史と地球環境の関りを理解する
14週 人類史と環境6 産業革命以後の歴史と地球環境の関りを理解する
15週 現在の地球環境問題 地球史、生物史、人類史から現在の地球環境問題を理解する
16週 期末試験 これまでに学習した内容の到達度を確認する。

評価割合

中間試験定期試験合計
総合評価割合5050100
地球史、生物史と地球環境問題の関わり50050
人類史と地球環境問題の関わり05050