プログラミング演習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング演習
科目番号 c0180 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 指定しない(必要な資料を適宜配布する)
担当教員 島﨑 彦人,佐久間 東陽

到達目標

次の項目について,知識と技能を習得する.
1.Rを用いたプログラミングの基礎知識
(1)プログラミングの基礎
(2)多次元データの処理
(3)分岐処理
(4)繰り返し処理
(5)関数
2.Rを用いたプログラミングの応用技能
(1)データの読み込み,出力
(2)データの可視化,パッケージの利用
(3)数値計算の基礎
(4)シミュレーション
(5)テキストマイニング

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラミングの基礎プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
多次元データの処理プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
分岐処理プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
繰り返し処理プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
関数プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
データの読み込み,出力プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
データの可視化,パッケージの利用プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
数値計算の基礎プログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
シミュレーションプログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.
テキストマイニングプログラムが実行でき,正しい答えが出力できる.十分に理解し,他者に適切に説明できる.不備はあってもプログラムとしての体裁を成す.理解している.プログラムの記述ができない.理解していない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では,プログラミング言語および開発実行環境である「R」および「RStudio」を用いて,プログラム初学者を想定し,プログラムの基礎および技能を習得する.
授業の進め方・方法:
講義と演習を通じて,プログラムの知識と技能を習得する.
成績評価の方法:
中間試験(50%),定期試験(40%),課題レポート(40%),小テスト(10%)の結果を合計(100%)して評価する.
注意点:
授業では,Windows PCで統計解析システム「R」および「RStudio」を使用するので,PCの基本的な操作に慣れておくこと.
※本科目は,数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に該当する科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,プログラムの基礎 授業計画の説明,各種プログラミング言語,変数,四則演算,行列計算,順次型プログラム
2週 多次元データの処理 1次元配列,2・3次元配列,配列の指定,統計量
3週 分岐処理(1) 条件分岐,複数の条件分岐,多選択肢
4週 分岐処理(2) 条件分岐,複数の条件分岐,多選択肢
5週 繰り返し処理(1) 回数の指定,級数の和,入れ子構造,条件と繰り返し
6週 繰り返し処理(2) 回数の指定,級数の和,入れ子構造,条件と繰り返し
7週 関数 関数の作成
8週 中間試験 中間試験までの内容について理解する
4thQ
9週 データの読み込み・出力,可視化,パッケージの利用 データの読み込み・出力,可視化,パッケージの利用
10週 数値計算の基礎(1) 数値微分
11週 数値計算の基礎(2) 数値積分
12週 シミュレーション モンテカルロ法
13週 テキストマイニング テキストマイニング
14週 課題レポートの作成 プログラムの作成
15週 総復習 課題レポートの評価
16週

評価割合

中間試験定期試験課題レポート小テスト合計
総合評価割合40401010100
Rを用いたプログラミングの基礎知識4005550
Rを用いたプログラミングの応用技能0405550