到達目標
・化学平衡を理解できる。
・有機化合物の分類と性質の類推をすることができる。
・化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 化学平衡の法則および平衡移動の原理について説明でき、平衡定数を用いた計算をすることができる。 | 化学平衡の法則および平衡移動の原理について説明できる。 | 化学平衡の法則および平衡移動の原理について説明できない。 |
評価項目2 | 有機化合物および高分子化合物について説明でき、各分子の性質についても言及することができる。 | 有機化合物および高分子化合物について説明できる。 | 有機化合物および高分子化合物について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 2(1) 基礎知識と論理的思考能力
JABEE B-1 基礎知識と論理的思考能力
教育方法等
概要:
一般教養的な内容について,指定教科書を用いて講義を行い,また指定問題集を用いて自己学習も行う。
授業の進め方・方法:
・ 指定教科書の内容を中心とした講義とプリント演習を組み合わせた学習を行う。
・ 試験は中間試験,定期試験を実施する。
注意点:
・疑問点については積極的に質問し、できるだけ授業中に解決する努力をすること。
・宿題や課題などの提出物は、提出期限を厳守すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業のガイダンス |
履修内容を把握し、履修上の注意点について理解できる。
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2週 |
反応速度についての復習 |
化学IBで履修した内容を確認する。
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3週 |
化学平衡① |
化学平衡の法則を説明できる。
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4週 |
化学平衡② |
平衡移動の原理を説明できる。
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5週 |
化学平衡③ |
電離平衡について理解する。
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6週 |
化学平衡④ |
緩衝作用について説明できる。
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7週 |
まとめ 問題演習 |
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験返却と解説 分子についての復習 |
基礎化学IAで履修した内容を確認する。
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10週 |
有機化合物① |
炭化水素を分類できる。
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11週 |
有機化合物② |
官能基による有機化合物の分類を理解する。
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12週 |
有機化合物③ |
異性体について説明できる。
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13週 |
有機化合物④ |
高分子化合物について説明できる。
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14週 |
まとめ 問題演習 |
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
試験返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 単体と化合物がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
共有結合について説明できる。 | 3 | |
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。 | 3 | |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | |
分子量・式量がどのような意味をもつか説明できる。 | 3 | |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 3 | |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | |
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 3 | |
酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。 | 3 | |
酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。 | 3 | |
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 3 | |
pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |