RC構造設計製図

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 RC構造設計製図
科目番号 0068 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 特に指定しない
担当教員 原田 健二

到達目標

・設計計算書にもとづき,RC主桁の図面をCADで作成することができる。
・設計法や構造細目などについて理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
CADでの製図CADでの製図を期限までに正確に終了できるCADでの製図を期限までに一応終了できるCADでの製図を期限までに終了できない
設計法や構造細目設計法や構造細目を他者に説明できる設計法や構造細目を理解できる設計法や構造細目を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・3年生から4年生前期までに学んだ鉄筋コンクリート工学の知識を「具体的に使う」科目である。
・自らが作成した「RC主桁の設計計算書」にもとづき,CADで製図を行い,印刷して期限までに提出する。
授業の進め方・方法:
・授業は基本的にCAD室にて行われる。
・CADで製図作業を進めていく。
注意点:
・担当者らの指示をよく聞き,積極的に作業を進めていくこと。
・一部でもデータのコピーなどした学生は,単位の取得は認められない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
設計計算書のふりかえり
科目の方針や評価方法を学ぶ
設計計算書の内容をふりかえる
2週 設計計算書を手描きで図面におこす① 寸法線,側面図外形,断面図外形,スターラップの配置(かぶりのルール)を完成させる
3週 設計計算書を手描きで図面におこす② 寸法線,側面図外形,断面図外形,スターラップの配置(かぶりのルール)を完成させる
4週 設計計算書を手描きで図面におこす③ 軸方向鉄筋の配置を完成させる(あき,フック,定着,継手のルール)
5週 設計計算書を手描きで図面におこす④ 表や題目欄等を完成させる
6週 CADトレーニング① RC主桁の側面図の作成をつうじて,CADの基本的な操作方法を学ぶ
7週 CADトレーニング② RC主桁の側面図を完成させ,印刷して提出する
8週 後期中間試験
授業アンケート
中間試験を行う
授業アンケートに回答する
4thQ
9週 CAD製図① 手描き図面をCADで描画していく
10週 CAD製図② 手描き図面をCADで描画していく
11週 CAD製図③ 手描き図面をCADで描画していく
12週 CAD製図④ 手描き図面をCADで描画していく
13週 最終仕上げ 学生同士で間違いチェックを行い,最終形に仕上る
14週 印刷・図面の提出 製図をA3用紙に印刷し,担当者に提出する
15週 授業の総括 授業を振り返る
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動の法則について説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。3
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。3
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。3
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3
電気クーロンの法則が説明できる。3
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3
電場・電位について説明できる。3
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。3

評価割合

試験製図相互評価態度ポートフォリオ合計
総合評価割合5050000100
CAD製図05000050
設計法や構造細目50000050