到達目標
◇C#を用いて基礎的なプログラムを記述することができる。
◇分岐,繰り返し,配列等が用いられたプログラムを理解し,与えられた問題に対してプログラムを作成することができる。
◇基礎的な数値計算について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
基本的なプログラムの記述 | プログラムが実行でき,正しい答えを出力できる | 不備はあってもプログラムとしての体裁を成す | プログラムの記述ができない |
問題に対するプログラムの作成 | プログラムが実行でき,正しい答えを出力できる | 不備はあってもプログラムとしての体裁を成す | 問題を解くことができない |
数値計算に関する理解 | 数値計算について説明できる | 数値計算について知っているが説明はできない | 数値計算について知らない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業では,WEB開発環境と,統合開発環境 Visual Studio 2019 C#を用いて,プログラム初学者を想定し,プログラミングの基礎について学ぶ.各種プログラミング言語の概要についても取り扱う.
授業の進め方・方法:
授業は,説明から実際にプログラムの作成をすることを繰り返しながら進める。欠席した場合には自習が必須となるので注意すること。
評価方法について:
課題レポート(80%)と出席状況および受講態度を加味(20%)して,総合的に評価することを基本として成績を算出する。
注意点:
プログラムを作成することは,論理的思考力や創造力の向上に役立つと考えられており,将来プログラムを作成する人以外にとっても大切な知識です。しっかりと知識を身に着けることが大切ですが,その習熟速度は学ぶ人により大きく異なります。講義時間内に理解できなかった場合は,次回の講義までに十分復習することが大切です。
Visual Studio 2017 C#はマイクロソフト社より無償で配布されている統合開発環境で,簡単に触れることができるプログラミング言語のひとつです。比較的易しく,プログラミング初学者が学ぶのにも適当だと考えられます。この講義でしっかりとプログラミングの基礎を身に着けることが望まれます。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,プログラムとは |
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる
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2週 |
プログラミングの基礎 |
C#の操作,プログラムの作成・実行・終了・保存・削除,マクロとセキュリティ,変数について理解する
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3週 |
簡単な計算とプログラムの流れ |
四則計算,流れ図,組み込み関数について理解する
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4週 |
分岐処理 |
条件分岐,複数の条件分岐,多選択肢について理解する
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5週 |
分岐処理 |
条件分岐,複数の条件分岐,多選択肢について理解する
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6週 |
繰り返し処理 |
回数指定,級数の和,入れ子構造,条件と繰り返しについて理解する
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7週 |
繰り返し処理 |
回数指定,級数の和,入れ子構造,条件と繰り返しについて理解する
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8週 |
課題レポートの作成 |
課題レポートの作成
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4thQ |
9週 |
各種プログラミング言語の概要 |
各種プログラミング言語の概要を学ぶ
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10週 |
配列 |
1次元配列,2次元配列,最大値最小値,配列の指定について理解する
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11週 |
配列 |
1次元配列,2次元配列,最大値最小値,配列の指定について理解する
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12週 |
オブジェクト指向プログラミング |
オブジェクト指向プログラミングについて理解する
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13週 |
オブジェクト指向プログラミング |
オブジェクト指向プログラミングについて理解する
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14週 |
数値計算の基礎 |
代数方程式の解法,数値積分,連立方程式の解法について理解する
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15週 |
課題レポートの作成 |
課題レポートの作成
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題レポート | 態度 | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
プログラムの記述 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |