水環境工学Ⅱ

・水環境管理の法制と汚濁源が理解できる．
・一般的汚水処理技術が理解できる．
・測定項目と測定原理が理解できる．

概要:

水環境学I，上下水道工学で学習した知識を必要とする．定期的に応用課題を課しますのでしっかり理解するように．

授業の進め方・方法:

中間試験および定期試験を実施し，試験成績（２回の試験の平均点）を90%，レポートを10%として評価する．

注意点:

・授業90分に対して教材等で90分以上の予習，復習を行うこと．

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	ガイダンス	本科目の概要，評価方法等に関する説明
		2週	水に関わる公害総論	公害の歴史
		3週	水に関わる公害総論	水環境管理の法制（環境基本法），国・事業者・国民の責務
		4週	水に関わる公害総論	水質汚濁に係る環境基準，環境基準の達成率
		5週	水質汚濁源	産業別汚濁種の特徴と汚濁負荷計算，汚濁原単位
		6週	廃水処理技術	固液分離法の原理，汚濁粒子径別の処理方法選定
		7週	廃水処理技術	固液分離法における物理的処理方法（重力分離法），化学的処理（凝集沈殿法），凝集剤選定
		8週	前期中間試験	前期中間試験までの学習内容
	2ndQ
		9週	廃水処理技術	沈殿池の設計（水面積負荷，傾斜板取付効果）
		10週	廃水処理技術	生物処理方法（浮遊生物法，生物膜法）の特徴
		11週	廃水処理技術	生物処理方法における設計因子
		12週	廃水処理技術	汚泥性状の評価（SV，SVI）
		13週	廃水処理技術	余剰汚泥発生量の算出
		14週	廃水処理技術	処理水の安全性評価に係る基礎知識
		15週	廃水処理技術	処理水の安全性評価（感染リスクと発症リスク）
		16週	後期定期試験	前期中間試験以降の学習内容