到達目標
・課題における具体的な作業項目を整理し、チームを指導することができる。
・プロジェクトチームを円滑に運営できる。
・積極的にチームに必要な知識や情報を収集し、それらを整理しながら、初学者を問題解決に導くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 下級生が課題に沿った実習の実施計画を企画し、計画的に実施できるように指導する | 下級生が課題に沿った実習をできるように指導する | 下級生が課題に沿った実習を適切に実施することができない |
評価項目2 | 課題解決のためにプロジェクトチームを円滑に牽引することができる | プロジェクトチームとともに協働して、プロジェクトを遂行することができる | 下級生と共にプロジェクトを遂行することができない |
評価項目3 | 下級生が積極的に自学自習、情報収集を行い、速やかな問題が解決できるように指導する | チームと連携して問題解決を図ることができる | 下級生が問題解決できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目は、下級生に対してリーダーシップを発揮することで、建設工学に関する理解を深める。第1学年開講科目「技術者入門I, II」と連携して授業を行う。具体的には、プロジェクトチームのアドバイザーとして、下級生とともにものづくり課題に取り組み、指導者として下級生チームに適切に作業を遂行・完遂させることを目指す。
授業の進め方・方法:
前期:測量学の基礎、図学(パース・平面図)に関する課題を実施させる上で、必要な知識や技術を考えさせるとともに、適切な助言を行って完成に導く。
後期:図面に基づく模型製作に関する課題を実施させる上で、課題達成のために必要な知識や技術を考えさせる。
1年間を通じた課題に関するレポート作成を支援する。
注意点:
プロジェクトチームで解決が難しい場合は、チームだけでなく、教員等に質問し、速やかに解決を図ること。
1年間の学習内容をまとめるファイルを準備し、学習内容の全てを記録しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
ガイダンスを行い、授業内容を理解すること。
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2週 |
身近なものの寸法と計測 |
身近なものの寸法を計測し、数量的感覚を養うように、下級生に指導を行う。
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3週 |
身近なものの寸法と計測 |
身近なものの寸法を利用し、異なるものの寸法が測れるように、下級生に指導を行う。
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4週 |
図面の縮尺・寸法 |
図面の縮尺を理解し、実際の寸法を読み取れるように、下級生に指導を行う。
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5週 |
三角形の相似と計測 |
幾何学的な概念を理解し、直接計測できないものの寸法を測る方法を理解できるように、下級生に指導を行う。
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6週 |
図学の実習:図面の描画法 |
図面の描画法について学べるように、下級生に指導を行う。
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7週 |
図学の実習:図面の描画法 |
図面の描画法について学べるように、下級生に指導を行う。
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8週 |
実際の構造物の計測実習(ガイダンスと計測計画) |
実際の構造物の寸法を計測する方法を計画し、次回以降の実習に備えられるように、下級生に指導を行う。
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2ndQ |
9週 |
構造物の計測実習 |
計測計画に基づき、構造物の寸法を計測できるように、下級生に指導を行う。
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10週 |
構造物の計測実習 |
計測計画に基づき、構造物の寸法を計測できるように、下級生に指導を行う。
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11週 |
構造物の計測実習 |
計測計画に基づき、構造物の寸法を計測できるように、下級生に指導を行う。
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12週 |
構造物の計測実習・図面制作 |
計測した寸法に基づき、図面を制作できるように、下級生に指導を行う。
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13週 |
図面制作 |
計測した寸法に基づき、図面を制作できるように、下級生に指導を行う。
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14週 |
図面制作 |
計測した寸法に基づき、図面を製作できるように、下級生に指導を行う。
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15週 |
ポートフォリオの総まとめ |
自ら作成したポートフォリオを見直し、完成させる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス(建物模型製作) |
課題提示とQCの概要,班編成
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2週 |
グループワークと実行計画立案 |
課題達成のために必要な実行計画を立案する
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3週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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4週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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5週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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6週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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7週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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8週 |
課題実習(建物模型製作) |
実行計画に基づき,課題の指導を行う
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4thQ |
9週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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10週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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11週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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12週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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13週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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14週 |
課題レポート作成 |
課題達成までの工程,指導内容をまとめ,レポートを作成する.
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15週 |
課題レポート提出 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 2 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 2 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 2 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 2 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |