土木総合学習Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 土木総合学習Ⅰ
科目番号 0103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 土木技術体系化研究会(編纂)『土木技術検定試験-問題で学ぶ体系的知識-』ぎょうせい,2011年,2381円+税,510.7||D81d
担当教員 湯谷 賢太郎

到達目標

構造力学,土質力学,水理学等のそれぞれの基礎的内容について,講義で学習した内容の理解を深め,演習問題を解くことができる.
CADの操作法を理解し,簡単な図面を作成することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
構造力学の基礎的知識構造力学の基礎的内容について,その応用問題を解くことができる構造力学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができる構造力学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができない
土質力学の基礎的知識土質力学の基礎的内容について,その応用問題を解くことができる土質力学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができる土質力学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができない
水理学の基礎的知識水理学の基礎的内容について,その応用問題を解くことができる水理学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができる水理学の基礎的内容について,その基本問題を解くことができない
CADの基礎知識CADを用いて簡単な図面を作成することができるCADを用いて簡単な図形を描くことができるCADを用いて簡単な図形を描くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は,土木分野の学習で特に重要となる3つの力学である構造力学,土質力学,水理学の内容に関して,演習を通して理解を深めるものである.また,CADの操作法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
毎回の講義は,基本的内容の解説と実際の演習によって構成される.講義は構造力学,土質力学,水理学,その他の内容がそれぞれ8回程度,CADに関する内容が4回程度で構成される.講義には確認テストの回を含む場合がある.講義は専攻科生が担当する.演習を中心とした講義であるため,毎回の出席が重要である.

参考図書:
山本哲朗,進士正人,鈴木素之,朝位孝二『よくわかる三力『構造力学・土質力学・水理学』演習』電気書院,2008年,3500円+税,501.34||Y31y
粟津清蔵(監修)『ハンディブック土木(第3版)』オーム社,2014年,4500円+税,510||A97h
注意点:
本講義では,先輩である専攻科生が講義を担当する.そのため,教員とは違った視点で話を聞くことができるであろう.座学の講義でよくわからなかったところは,この機会に理解するチャンスである.積極的に講義に参加し,たくさん質問してもらいたい.
また,授業に出席するにあたっては,構造力学,土質力学,水理学等の講義で用いた教科書やノートを適宜持参して参照すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(講義の進め方の説明.講師の紹介.)
2週 構造力学の学習① 構造力学の演習問題を解くことができる
3週 構造力学の学習② 構造力学の演習問題を解くことができる
4週 構造力学の学習③ 構造力学の演習問題を解くことができる
5週 鉄筋コンクリート工学の学習 鉄筋コンクリート工学の演習問題を解くことができる
6週 土質力学の学習① 土質力学の演習問題を解くことができる
7週 土質力学の学習② 土質力学の演習問題を解くことができる
8週 中間試験(構造力学・鉄筋コンクリート工学)
4thQ
9週 水理学の学習① 水理学の演習問題を解くことができる
10週 水理学の学習② 水理学の演習問題を解くことができる
11週 CAD入門① CADの操作法を理解する
12週 CAD入門② CADの操作法を理解する
13週 CAD入門③ CADを用いて図面を作成する
14週 CAD入門④ CADを用いて図面を作成する
15週 定期試験(土質力学・水理学)
16週 試験返却と成績通知

評価割合

出席点試験課題合計
総合評価割合404020100
三力等の基礎能力4040080
CADの基礎能力002020