哲学A

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 哲学A
科目番号 0103 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に資料を配布する
担当教員 小谷 俊博

到達目標

哲学的な問題について主体的に考え、自分なりの考えを形成できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業の問題について自分の考えを明確に主張することができる。各授業の問題について自分の考えをある程度主張することができる。各授業の問題について自分の考えを主張することができない。
評価項目2各授業で取り扱われる問いがどのようなものかを明確に説明できる。各授業で取り扱われる問いがどのようなものかをある程度説明できる。各授業で取り扱われる問いがどのようなものかを説明できない。
評価項目3各授業で取り扱われる問題の背景知識について明確に説明することができる。各授業で取り扱われる問題の背景知識についてある程度説明することができる。各授業で取り扱われる問題の背景知識について説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 1(2) 説明 閉じる
準学士課程 2(1) 説明 閉じる
JABEE A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
哲学は、知識の習得よりも主体的に考えることの方がはるかに重要である。考えることに重点を置いた講義を行う。
授業の進め方・方法:
スライドで問題を提起しつつ、適宜考える時間を取る。時に指名して意見を求める、あるいは学生間でのディスカッションを取れ入れる予定である。なお、この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習を180分以上行うこと。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション・認識論① 授業の方針について、知識の古典的定義とは何かを理解する。
2週 認識論② 古典的基礎づけ主義およびゲティア問題とは何かを理解する。
3週 懐疑論 代表的な議論を通して懐疑論とは何かを理解する。
4週 人格の同一性 人格の同一性とはどのような問題かを理解する。
5週 言語① 言語哲学の基本的な問題として、言語の意味に関する問題を理解する。
6週 言語② 言語哲学の代表的な問題を検討する。
7週 心① 心の哲学の代表的な問題を例に、二元論や機能主義などの立場の概要を理解する。
8週 心② 心の哲学の代表的な問題を例に、意識の問題に関する諸見解を理解する。
2ndQ
9週 道徳① 道徳に関する過去の哲学者の代表的な見解を理解する。
10週 道徳② 規範倫理の基本的な見解について理解する。
11週 道徳③ 正義とは何かについて基本的な見解を理解する。
12週 道徳④ メタ倫理学の代表的な問題を理解する。
13週 科学 科学とはどのような営みなのかについて、疑似科学との違いなどについて検討することができる。
14週 論理 論理とは何か、論理的に考えるとはどのようなことかについて、検討することができる。
15週 総括と展望 これまでに学んだことの総括および哲学のさらなる問いの領域を知る。
16週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000