到達目標
地球規模の環境問題を説明できる.
過去に生じた公害の歴史とその内容や,環境と人の健康との関わりについて説明できる.
環境工学の扱う様々な問題について,その概略を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地球規模の環境問題を説明できる. | 問題に関する応用的な問題に答えることができる | 問題に関する基本的な問題に答えることができる | 問題について説明できない |
過去に生じた公害の歴史とその内容や,環境と人の健康との関わりについて説明できる. | 問題に関する応用的な問題に答えることができる | 問題に関する基本的な問題に答えることができる | 問題について説明できない |
環境工学の扱う様々な問題について,その概略を説明できる. | 問題に関する応用的な問題に答えることができる | 問題に関する基本的な問題に答えることができる | 問題について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は,所謂「環境問題」について広く学ぶものである.その範囲は地球環境問題から身近な環境問題まで多岐にわたる.また,環境都市工学科の今後のカリキュラムで深く学ぶ内容について,その概略を学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義は,教科書を用いながら,教科書以外の情報も紹介しつつ,黒板を用いて進める.一部PPTを用いる場合もある.
評価方法:
原則的に中間試験(50%)および定期試験(50%)で評価するが,途中で課題を出す場合がある.
参考図書:
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(環境省)Webで閲覧可能
注意点:
環境問題は,現在の重要課題であり,それを理解するには幅広追い知識が必要である.物理や化学の知識だけでなく,経済学や社会学の知識も必要である.そのため,普段から新聞やニュースを通じて現在の環境問題に関する情報を収集しておくことが肝要である.より深く広く学びたい学生には,「特別学修(環境社会検定)」も用意されている.是非チャレンジを検討して貰いたい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
環境工学を学ぶ意義と本講義と環境都市工学科の環境系科目との関係 |
環境工学を学ぶ意義と本講義と環境都市工学科の環境系科目との関係について説明できる
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2週 |
地球と人類 |
地球の成り立ち,地球上の資源,世界の資源と人間について説明できる
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3週 |
社会と環境 |
社会と環境の歴史,日本の環境政策について説明できる
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4週 |
社会と環境 |
社会と環境の歴史,日本の環境政策について説明できる
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5週 |
地球温暖化とエネルギー |
地球温暖化とその影響,エネルギーの利用技術と地球温暖化対策について説明できる
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6週 |
地球温暖化とエネルギー |
地球温暖化とその影響,エネルギーの利用技術と地球温暖化対策について説明できる
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7週 |
廃棄物とリサイクル |
廃棄物の現状,廃棄物の処理技術と管理について説明できる
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8週 |
中間試験 |
中間試験までの内容について理解する
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2ndQ |
9週 |
廃棄物とリサイクル |
廃棄物の現状,廃棄物の処理技術と管理について説明できる
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10週 |
地域環境の保全 |
大気汚染の現状と対策,水質汚染の現状と対策,土壌・地下水汚染の現状と対策,騒音・振動・臭気の現状と対策について説明できる
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11週 |
地域環境の保全 |
大気汚染の現状と対策,水質汚染の現状と対策,土壌・地下水汚染の現状と対策,騒音・振動・臭気の現状と対策について説明できる
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12週 |
産業と環境 |
産業界の環境管理の取り組み,環境リスクと安全管理の取り組み,省エネルギーの取り組み,廃棄物処理とリサイクルの取り組み,大気・環境保全への取り組みについて説明できる
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13週 |
産業と環境 |
産業界の環境管理の取り組み,環境リスクと安全管理の取り組み,省エネルギーの取り組み,廃棄物処理とリサイクルの取り組み,大気・環境保全への取り組みについて説明できる
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14週 |
都市生活と環境 |
都市システムと環境,住環境と健康,環境保全に向けたさまざまな取り組みについて説明できる
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15週 |
定期試験 |
中間試験から定期試験までの内容について説明できる
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16週 |
答案返却と解説 |
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評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 20 | 120 |
到達目標に示した内容 | 50 | 50 | 20 | 120 |