上下水道工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 上下水道工学Ⅱ
科目番号 0122 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 松尾知矩「水環境工学」オーム社/補助資料は必要に応じて配布
担当教員 大久保 努

到達目標

・下水道の基本計画,下水道施設の構成,生物学的排水処理が理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
下水道応用課題を解ける教科書,学習ノートを見ながら課題を解ける教科書,学習ノートを見ても課題が解けない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は,人々の生活を直接に支える浄水の取水・供給(上水道),排水の集水・処理(下水処理)にかかわる施設の設計および管理に必要となる基礎知識と応用技術を中心に講義する.また,より基礎的な水環境科学の分野や水環境問題の歴史的展開についても補足する.本科目は企業で上下水道と排水処理施設の設計・維持管理を担当していた教員が,その経験を活かし,排水方式の特性,排水処理処理施設の設計手法等について講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
講義は,教科書を用いながら,教科書以外の情報も紹介しつつ,黒板とパワーポイントを併用して進める.補助資料は必要に応じて配布する.
評価方法は,原則的に中間試験(50%)および定期試験(50%)で評価するが,途中で課題を出す場合がある.
この科目は学修単位科目のため,教材や授業ノート等で予習,復習を行うこと.
注意点:
・化学,生物などの基礎知識も必要になるが,必要に応じて復習・確認を行う.水環境関連の報道などにも関心を持ち,環境関連施設の社会的意義について考える機会をもつこと.電卓を毎時間持参すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,下水道の役割 授業概要,授業計画,下水道整備の目的と歴史
2週 下水道の役割 下水道の概要,下水の定義,下水道の構成,下水道の効果,日本の下水道整備の歴史,下水道の種類を理解
3週 下水道の基本計画 下水道計画の考え方,計画人口,排除方式,計画汚水量を理解
4週 下水道の基本計画 計画雨水量,降雨強度式,流出係数を理解
5週 下水道の基本計画,下水道施設 流達時間,管路施設,管渠の水理,流量計算を理解
6週 下水道施設 水理特性曲線を理解
7週 下水処理 下水処理の目的,下水処理の分類,目標水質,沈殿池の役割と水面積負荷,生物処理法の分類,生物処理法の原理を理解
8週 試験 1〜7週の学習内容を理解
2ndQ
9週 答案返却と解説
下水処理
1〜7週の学習内容を理解
浮遊生物法,活性汚泥法の処理に影響を与える因子,有機物負荷,水理学的滞留時間,固形物滞留時間を理解
10週 下水処理 返送汚泥量,汚泥の沈降性,反応タンクの混合方式,必要空気量とエアレーション方式を理解
11週 下水処理 活性汚泥法の種類,生物膜法の特徴を理解
12週 下水処理 生物膜法の特徴,散水ろ床法の設計因子,消毒,高度処理の目的,高度処理の方式を理解
13週 下水処理 窒素除去(硝化反応,脱窒反応),リン除去を理解
14週 汚泥処理・処分とその利用 汚泥の分類と発生量,汚泥処理プロセス,濃縮,消化,脱水を理解
15週 試験 9〜14週の学習内容を理解
16週 答案返却と解説 9〜14週の学習内容を理解

評価割合

試験1試験2合計
総合評価割合5050100
基礎的能力303060
専門的能力202040