概要:
前半は、土木計画学に関する基礎的な知見と考え方を習得する。本科目は県庁で土木計画の業務を担当している外部講師が,その経験を活かし講義および演習形式で授業を行うものである.
後半は、土木工学の基礎である三力及びコンクリート工学の基礎知識を復習するための演習を中心とする。
授業の進め方・方法:
講義形式・一部パワーポイントによる講義を行う。後半は演習問題を中心に行う。
注意点:
土木計画学については、新聞や県政ニュースを通じて、千葉県における社会資本整備について勉強しておくこと。
三力・コンクリートについては、普段から復習を良く行うこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 4 | |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 4 | |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 4 | |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 4 | |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 4 | |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 4 | |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 4 | |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 4 | |
構造 | 各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | |
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | |
地盤 | 土の生成、基本的物理量、構造などについて、説明できる。 | 4 | |
土の粒径・粒度分布やコンシステンシーを理解し、地盤材料の工学的分類に適用できる。 | 4 | |
水理 | 水理学で用いる単位系を説明できる。 | 4 | |
静水圧の表現、強さ、作用する方向について、説明できる。 | 4 | |
平面と曲面に作用する全水圧の大きさと作用点を計算できる。 | 4 | |
連続の式を説明できる。 | 4 | |
完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)を説明できる。 | 4 | |
ベルヌーイの定理を説明でき、これを応用(ベンチュリーメータなど)した 計算ができる。 | 4 | |
運動量保存則を説明でき、これを応用した計算ができる。 | 4 | |
計画 | 都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。 | 4 | |
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。 | 4 | |
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。 | 4 | |
土地区画整理事業を説明できる。 | 4 | |
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。 | 4 | |
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 4 | |