橋構造

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 橋構造
科目番号 0153 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料を適宜配布する
担当教員 原田 健二

到達目標

1.現在の道路橋の設計方法である部分係数設計法と限界状態設計法について説明ができる.
2.鋼部材の耐荷性能の照査ができる.
3.鋼部材の接合部の照査ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
現在の道路橋の設計方法である部分係数設計法と限界状態設計法について説明ができる他者に説明ができる概ね説明できる説明できない
鋼部材の耐荷性能の照査ができる鋼部材の耐荷性能の照査の種類を説明し,照査することができる鋼部材の耐荷性能の照査ができる鋼部材の耐荷性能の照査ができない
鋼部材の接合部の照査ができる鋼部材の接合部の照査の種類を説明し,照査することができる鋼部材の接合部の照査ができる鋼部材の接合部の照査ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
鋼橋の設計方法について学習する.
授業の進め方・方法:
鋼桁の設計を通して部分係数設計法と限界状態設計法について学ぶ
注意点:
橋の作用値の計算は今までの構造力学で学んだ内容でほとんど計算することができるため,構造力学の内容を忘れている場合はよく復習すること.
部材の照査の計算は手計算,電卓,表計算ソフト,自作プログラムどれを用いても構わない.
設計した橋の図面はCADを用いて製図するため,各自のPCにCADソフトをインストールしておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 橋構造で学ぶことについて説明ができる
2週 橋の設計方法の概要 部分係数設計法と限界状態設計法の考え方について説明ができる(MCC)
3週 橋に作用する荷重 橋を設計する際に考えなければいけない荷重について説明ができる(MCC)
4週 鋼部材の照査 鋼部材の照査の種類について説明ができる(MCC)
5週 規格品を用いた桁橋の設計計算 規格品のH鋼を用いて,桁橋の設計を進め内容をまとめる(MCC)
6週 規格品を用いた桁橋の設計計算 規格品のH鋼を用いて,桁橋の設計を進め内容をまとめる(MCC)
7週 設計した桁橋の図面の作成および設計計算書と図面の提出 設計した桁橋の図面をCADを用いて製図し,設計した桁橋の設計計算書と図面を提出する(MCC)
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 プレートガーダー橋の概要 プレートガーダー橋の部材について説明ができる(MCC)
10週 プレートガーダー橋の部材の照査 プレートガーダー橋の部材の照査について説明ができる(MCC)
11週 接合部の照査 橋の接合部の照査について説明ができる(MCC)
12週 プレートガーダー橋の設計計算 プレートガーダー橋の設計を進め内容をまとめる(MCC)
13週 プレートガーダー橋の設計計算 プレートガーダー橋の設計を進め内容をまとめる(MCC)
14週 設計したプレートガーダー橋の図面の作成 設計したプレートガーダー橋の図面をCADを用いて製図する(MCC)
15週 設計計算書と図面の提出 設計したプレートガーダー橋の設計計算書と図面を提出する
16週 予備 予備

評価割合

レポート発表相互評価態度合計
総合評価割合100000100
設計計算書6000060
図面4000040