到達目標
1.正しい文の構造を理解し、文のねじれや不適切な表現、誤字を正すことができる。
2.広く社会に関心を持ち、自己の考えを社会に向けて表現することができる。
3.説明文のルールを理解し、論理的でわかりやすい説明文を書くことができる。
4.手紙やメールの形式やマナーを理解することができる。
5.現代仮名遣いの本則、正しい慣用表現を理解することができる。
6.敬語の種類を理解し、状況に応じて適切な敬語を使うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 広く社会に関心を持ち、自己の考えを社会に訴える力のある文章を書くことができる。 | 広く社会に関心を持ち、自己の考えを文のねじれや誤字がないように書くことに取り組める。 | 社会に関心を持つことができず、自己の考えを書くことに取り組めない。 |
評価項目2 | 説明文の構造やルールを理解し、論理的かつ簡潔な文章を書くことができる。 | 説明文の構造やルールを理解し、大事な要素を落とさず書くことに取り組める。 | 説明文の構造やルールを理解できず、説明文を書くことに取り組めない。 |
評価項目3 | 敬語の種類を理解し、状況に応じて適切な敬語表現を使う事ができる。 | 敬語の種類を理解し、間違った使い方を指摘することができる。 | 敬語の種類を理解できず、間違った使い方を指摘することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 3(1) 日本語の記述能力
JABEE C-1 日本語の記述能力
教育方法等
概要:
1年~3年まで培ってきた国語力をベースに、社会で必要とされる知識、技能を身につける。
意見文や説明文、敬語などいずれも知性ある社会人に不可欠な事柄を学び、状況に応じた表現力の修得を目指す。
Teamsの投稿による学び合いを通して、投稿のスキルとマナーを修得する。
授業の進め方・方法:
①スライド視聴とTeams投稿による学び合い、Formsによる回答を組み合わせて授業を行う。
②Formsは×の数や内容を減点の対象とするのでしっかり取り組むこと。これは評価割合の「試験」の項目に位置づけてある。
③課題は(ア)Teamsへの投稿・(イ)課題タブでの送信・(ウ)プリントの提出などを指示する。これは評価割合の「ポートフォリオ」として位置づけてある。
④常に辞書を準備し、分からない語句や漢字の確認ができるようにすること。
注意点:
①課題は期限を守って提出すること。特に上記③(ウ)の提出がない場合は評価割合にかかわらず単位を認めない。
②毎回時間を守って出席し、学び合いに参加し、ノートをとり、Formsに記入しきちんと送信することが必須。(リアルタイムで参加できない正当な理由がある場合は、必ず連絡すること)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス(出欠確認、学び合いコアタイム、投稿、課題など) ①どこかおかしい文
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授業の受け方を理解する。 Teamsへの投稿の仕方を修得する。 文の問題点を理解し、よりよい文に直す。
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2週 |
②どこかおかしい文 |
文の問題点を指摘し、よりよい文に直す。
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3週 |
③どこかおかしい文 |
総合問題に取り組み、よりよい文を書くための要点を学ぶ。
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4週 |
④どこかおかしい文 |
総合問題に取り組み、よりよい文を書くための要点を学ぶ。
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5週 |
⑤どこかおかしい文 |
総合問題に取り組み、よりよい文を書くための要点を学ぶ。
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6週 |
①説明文 |
読みやすい説明文の構造を理解する。 事実と意見を峻別し、混同しない書き方を理解する。
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7週 |
②説明文 |
著作権法、引用のルール、句読点などについて理解する。
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8週 |
③説明文 |
説明文の概要の書き方について練習する。
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4thQ |
9週 |
手紙・メールの書き方
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手紙の形式を理解する。 メールのマナーを理解する。
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10週 |
正しい表記&慣用表現 |
間違いやすい現代仮名遣いや慣用表現を理解し、正しい表現に直す。
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11週 |
①敬語 |
敬語の種類(尊敬語、謙譲語Ⅰ・Ⅱ、丁寧語、美化語)を理解する。
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12週 |
②敬語 |
謙譲語ⅠとⅡの違いについて、立てる先との関係、「ます」との関係を理解する。
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13週 |
③敬語 |
日常でよく使われる言葉について、尊敬語、謙譲語Ⅰ・Ⅱへの言い換えを理解し覚える。
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14週 |
④敬語 |
二重敬語を理解する。 総合問題に取り組み、敬語の間違いを説明し正しい表現に直す。
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15週 |
⑤敬語 |
総合問題に取り組み、敬語の間違いを説明し正しい表現に直す。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | Forms60 | 学び合いプラスα | 0 | 0 | 40 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |