概要:
指導教員のもとで,専門分野に関する研究に取り組む.
令和2年度は発表会を実施せず,発表資料ベースでの相互やり取りを通じて中間発表会の代わりとする)
授業の進め方・方法:
予定されている研究テーマ:
・ 水処理に関する研究(上村)
・ 発生土と廃棄物を用いた地盤工学的特性(鬼塚)
・ 地震・地盤防災に関する研究(鬼塚)
・ 人と舗装の相互作用に関する研究(鬼塚)
・ 地理空間データ分析の理論と応用に関する基礎検討(島崎)
・ リモートセンシングの理論と応用に関する基礎検討(島崎)
・ コンクリート工学に関する研究(青木)
・ 建設材料の強度発現メカニズムに関する研究(石井)
・ 防災技術に関する研究(石井)
・ 生態工学的手法による環境浄化に関する研究(湯谷)
・ 応用生態工学的手法による自然再生に関する研究(湯谷)
・ 下廃水処理に関する研究(大久保)
・ 汚染水を介した健康関連リスクに関する研究(大久保)
・ 河川構造物維持管理に関する研究(虻川)
・ 河床土砂堆積と水害に関する研究(虻川)
・ コンクリート中の物質移動に関する研究(原田)
注意点:
研究は自ら思考して自主的に進めるものであり,講義や実験とは全く異質のものであることを認識することが大切である.研究計画,実験,解析,まとめの各段階で,指導教員とよく相談し研究を進めることが重要である.実験,調査は安全に配慮して実施すること
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 大気汚染を理解している。 | 3 | |
水環境を理解している。 | 3 | |
廃棄物を理解している。 | 3 | |
環境と森林の関係を理解している。 | 3 | |
森林生態系と自然環境保全を理解している。 | 3 | |
環境問題の歴史を理解している。 | 3 | |
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨を理解している。 | 3 | |
熱帯林の減少、砂漠化・土壌劣化、野生性生物の種の減少、海洋汚染を理解している。 | 3 | |
化学物質の管理、有害物質の越境問題を理解している。 | 3 | |
開発途上国の環境問題を理解している。 | 3 | |
物質循環を理解している。 | 3 | |
地球資源問題を理解している。 | 3 | |
環境容量を説明できる。 | 3 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 3 | |
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。 | 3 | |
水の物性、水の循環を説明できる。 | 2 | |
水質指標を説明できる。 | 2 | |
水質汚濁の現状を説明できる。 | 2 | |
水質汚濁物の発生源と移動過程を説明でき、原単位、発生負荷を含めた計算ができる。 | 2 | |
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。 | 2 | |
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。 | 2 | |
大気汚染の現状と発生源を理解している。 | 3 | |
大気汚染の現状と発生源を説明できる。 | 3 | |
大気汚染による人体・動植物への影響を理解している。 | 3 | |
大気汚染と気象を理解している。 | 3 | |
大気汚染物質の濃度予測を理解している。 | 2 | |
大気汚染物質の除去方法を理解している。 | 3 | |
大気汚染の防止対策(施策、法規等)を理解している。 | 3 | |
悪臭を理解している。 | 2 | |
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。 | 2 | |
廃棄物の収集・処理・処分について、説明できる。 | 2 | |
廃棄物の減量化・再資源化について、説明できる。 | 2 | |
廃棄物対策(施策、法規等)を説明できる。 | 2 | |
生態系の構造と機能を説明できる。 | 2 | |
生命資源と資源の獲得を理解している。 | 2 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 2 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 2 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 2 | |
浄化と修復方法を理解している。 | 3 | |
土壌汚染対策理解している。 | 3 | |
土壌汚染の現状を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |