卒業研究Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 卒業研究Ⅱ
科目番号 0248 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 6
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 12
教科書/教材 研究テーマに関連する学術論文や文献
担当教員 虻川 和紀

到達目標

次の項目についての能力や専門知識を身につける.
1.研究成果について発表,討論する能力
2.与えられたテーマについての専門知識
3.これまで学んだ専門科目の知識を活用し,自発的に問題を解決する能力

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究成果について発表,討論する能力十分に身についている身についている身についていない
与えられたテーマについての専門知識十分に身についている身についている身についていない
学んだ専門科目の知識を活用し,自発的に問題を解決する能力十分に身についている身についている身についていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
指導教員のもとで専門的な研究に取り組む,あるいは,専門分野にとらわれない自由な発想に基づき,自発的な研究に取り組む.
授業の進め方・方法:
予定されている専門分野の研究テーマ:
・ 水処理に関する研究(上村)
・ 発生土と廃棄物を用いた地盤工学的特性(鬼塚)
・ 地震・地盤防災に関する研究(鬼塚)
・ 人と舗装の相互作用に関する研究(鬼塚)
・ 地理空間データ分析の理論と応用に関する基礎検討(島崎)
・ リモートセンシングの理論と応用に関する基礎検討(島崎)
・ コンクリート工学に関する研究(青木)
・ 建設材料の強度発現メカニズムに関する研究(石井)
・ 防災技術に関する研究(石井)
・ 生態工学的手法による環境浄化に関する研究(湯谷)
・ 応用生態工学的手法による自然再生に関する研究(湯谷)
・ 下廃水処理に関する研究(大久保)
・ 汚染水を介した健康関連リスクに関する研究(大久保)
・ 河川構造物維持管理に関する研究(虻川)
・ 河床土砂堆積と水害に関する研究(虻川)
・ コンクリート中の物質移動に関する研究(原田)
注意点:
研究は自ら思考して自主的に進めるものであり,講義や実験とは全く異質のものであることを認識することが大切である.研究計画,実験,解析,まとめの各段階で,指導教員や支援の教員とよく相談し研究を進めることが重要である.実験,調査は安全に配慮して実施すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
2週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
3週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
4週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
5週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
6週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
7週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
8週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
4thQ
9週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
10週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
11週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
12週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
13週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
14週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
15週 研究活動 指導教員のもとで,研究に取り組む.または,自発的な研究に取り組む.
16週 卒業研究発表会 口頭発表や論文等により研究の最終成果を報告する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。3
風景、景観と景観要素について、説明できる。3
土地区画整理事業を説明できる。3
市街地開発・再開発事業を説明できる。3
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

卒業研究発表卒業論文合計
総合評価割合5050100
研究成果について発表,討論する能力30030
与えられたテーマについての専門知識103040
学んだ専門科目の知識を活用し,自発的に問題を解決する能力102030