ドイツ語演習II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ドイツ語演習II
科目番号 G2701 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 Wortschatz Deutsch praxisnah(ASAHI Verlag, 2024)、独和辞典
担当教員 柴田 育子

到達目標

ドイツ語の読解力の向上(独検2級、およびCEFR A2・B1レベルの読解力の習得)
ドイツ語の聞き取りの力の向上(独検2級、およびCEFR A2・B1レベルの聞き取り力の習得)
ドイツ語の筆記力の向上(独検2級、およびCEFR A2・B1レベルの筆記力の習得)会話力の向上
ドイツ語会話力の向上(独検2級、およびCEFR A2・B1レベルの会話力の習得)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安あと一歩(可)もっと努力(不可)
評価項目1ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をほぼ習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を概ね習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得していない。(独検2級レベル)
評価項目2ドイツ語発音の規則にしたがい、イントネーションに配慮してよどみなくドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、イントネーションに配慮してドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、内容理解を妨げないレベルでドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則からの逸脱が著しく、発しているドイツ語を聞き手が理解できない。
評価項目3ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現ができる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現がほぼできる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現が概ねできる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現がほとんどできない。
評価項目4ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語を習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語をほぼ習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語を概ね習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語をほとんど習得していない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
語彙の習得に重点を置きながら、ドイツ語の読解力、聴解力、筆記力、会話力の向上を目指す。ドイツ語検定2級・欧州言語共通参照枠B1合格が可能となる総合的なドイツ語を身につける。本授業では、語彙の習得の上に、Kreatives Schreiben(クリエイティブライティング)、つまり、ドイツ語を「書く力」を向上させることを目指す。授業で取り扱うテーマに関して、毎回20~30語程度の文章を書き、筆記力の向上につとめる。本授業の最後には、受講者が自ら決めたテーマに沿ってドイツ語作文を提出する。
授業の進め方・方法:
演習形式で授業を進める。授業内で提示された課題を、1)個人、2)ペア、3)グループで解いていく。
ドイツ語の聴解力を高めるため、Deutsche Welleのtelenovla(1回5分程度)を適時視聴する。
学習到達度を確認するため授業毎に小テストを実施する(授業開始時に5分程度)。
学習到達度を確認するための中間試験・定期試験を実施する。
注意点:
ドイツ語ⅡA・B/ⅢA・Bからの継続受講を基本とする。ドイツ語ⅡA・B/ⅢA・Bで習得した中級レベルのドイツ語の文法事項、CEFR A2レベルの語彙力を習得していることが求められる。
独検3・2級、およびGER:A2・B1の学習内容のレベルに沿ったドイツ語を学習する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス 授業内容や進め方、評価方法について説明する。自己紹介や他者紹介。これまで学んできた、ドイツ語やドイツ語圏の文化や生活のどのようなことに特に興味を抱いているのかを、第三者にドイツ語で説明する。
2週 Part Ⅱ:
14.規則動詞
ドイツ語の規則動詞とKonjugationについて復習し、理解を深める。-ierenで終わる動詞の語彙を増やす。(文法力・表現力の向上)
3週
15.不規則動詞
ドイツ語の不規則動詞の特性とKonjugationについて復習し、理解を深める。(文法力・表現力の向上)
4週
16.分離動詞
分離動詞の用法について理解する。よく使われる分離動詞について語彙を増やす(目標30語)。分離動詞について、練習問題を解きながら用法を確認する(目標20題)。(文法力・表現力の向上)
5週
17.非分離動詞
分離動詞非分離動詞の前綴りについて学習する。よく使われる動詞(非分離動詞)について確認し、語彙を増やす(目標30語)。(文法力・表現力の向上)
6週
18.再帰動詞
再帰動詞の用法について理解する。再帰動詞と他動詞の類似点・相違点について考える。再帰動詞や他動詞について練習問題を解きながら理解する。(文法力・筆記力の向上)
7週
19.前置詞
前置詞と格支配について理解する。前置詞の用法について練習問題を解きながら確認する(目標30題)。(文法力・筆記力の向上)
8週 中間試験
これまでに学習した内容の到達度を確認する。
4thQ
9週
20.接続詞
並列接続詞・従属接続詞・副詞的接続詞について理解する。特に語順に焦点を置き、文章を構成する(目標10文)。(文法力・筆記力の向上)
10週
21.形容詞(1)色・形・程度など
形容詞の特性、用法について理解する。格変化を伴う付加語的形容詞の用法についての理解。色・形・程度に関する語彙の習得と文章構成。(文法力・筆記力の向上)
11週
22.形容詞(2)特徴・性格・感情①
形容詞の述語適用法についての理解を深める。特徴・性格・感情を表す形容詞の語彙の習得と文法構成。(文法力・筆記力の向上)
12週
23.形容詞(3)特徴・性格・感情②
形容詞の付加語適用法・述語適用法の総合的な理解。形容詞を含む文章の作成(目標10文)。(筆記力・表現力の向上)
13週
24.副詞(1)時・場所・程度
副詞の特性、用法について理解する。副詞句を作る接頭辞について理解する。時・場所・程度を表す副詞についての語彙を増やし、実際に文章を作ってみる。(文法力・筆記力の向上)
14週
25.副詞(2)(その他)
副詞句の語順と規則について理解する。副詞句を使って文章を構成してみる。(文法力・筆記力の向上)
15週
26.副詞(3)(その他)
副詞や副詞句を理解し、文章を読む。副詞・副詞句を使った文章の作成。(筆記力・表現力の向上)
16週 期末試験 これまでに学習した内容の到達度を確認する。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000