ドイツ語演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ドイツ語演習Ⅱ
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 deutsch.com 2 Kursbuch(Hueber, 2009).  独和辞典
担当教員 柴田 育子,上原 正啓

到達目標

ドイツ語の読解力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの読解力の習得)
ドイツ語の聞き取りの力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの聞き取り力の習得)
ドイツ語の筆記力の向上(独検2級、およびCEFR B12レベルの筆記力の習得)会話力の向上
ドイツ語会話力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの会話力の習得)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安あと一歩(可)もっと努力(不可)
評価項目1ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をほぼ習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をだいたい習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得していない。(独検2級レベル)
評価項目2ドイツ語発音の規則にしたがい、イントネーションに配慮してよどみなくドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、イントネーションに配慮してドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、内容理解を妨げないレベルでドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則からの逸脱が著しく、発しているドイツ語を聞き手が理解できない。
評価項目3ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現ができる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がほぼできる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がだいたいできる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がほとんどできない。
評価項目4ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語を習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をほぼ習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をだいたい習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をほとんど習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
欧州言語共通参照枠A2+に対応したテキストdeutsch.com 2 を使い、ドイツ語の読解力、聴解力、筆記力、会話力の更なる向上を目指す。ドイツ語検定2級・欧州言語共通参照枠B1合格が可能となる総合的なドイツ語を身につける。本授業では、Generativ Schreiben(ジェネレイティブライティング):ドイツ語演習Ⅰのクリエイティブライティングから更にレベルアップして、ジェネレイティブなドイツ語表現ができるようになる。自らでテーマを決め、そのテーマについて、高度なドイツ語で記事を執筆できるようになる。特に論理的な構成力を持った、書き言葉としてのドイツ語表現ができるようになる。本授業の最後には、受講者が自ら決めたテーマに沿って800語程度のドイツ語作文を提出する。
授業の進め方・方法:
4名のグループを作り、演習形式で授業を進める。授業内で提示された課題を、1)個人、2)ペア、3)グループで解いていく。
ドイツ語の聴解力を高めるため、Deutsche Welleのtelenovla,Jojo sucht das Glück(1話5分程度)を毎回視聴する(ドイツ語Ⅲからの継続視聴)。
ドイツ語の会話力を高めるため、年4回の口頭試験を実施する。
ドイツ社会と文化をより良く理解するため、年間4回程度、ドイツ人講師を招いてProjektunterrichtを実施する。
注意点:
ドイツ語Ⅱ・Ⅲからの継続受講を基本とする。ドイツ語Ⅱ・Ⅲで習得した中級レベルのドイツ語の文法事項、CEFR A2レベルの語彙力を習得しているこが必要である。
独検2級、およびGER:B1の学習内容レベルの授業を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Lektion 31 Europa EU-Programmeについての文章を読み、自分の意見を表明することができる。
2週 Lektion 31 Europa daran, davon, darumなどのPräpositionaladverbについて理解し、実際に使ってみる。
3週 Lektion 31 Europa Europaに関するDas passiert in Europaという文章を読み、さまざまな考え方について知る。
4週 Lektion 32 Reisen Reisenについての語彙を増やす(目標50語)。過去形の動詞活用について理解する。
5週 Lektion 32 Reisen Reisenについての長文を読み、自分の意見を表明することができる。また他の人の意見についてコメントする。
6週 Lektion 32 Reisen 動詞+前置詞の表現についてのバリエーションを増やす(目標50語)。
7週 Lektion 33 Orientierung 方向や道案内についての語彙を増やす(目標50語)。道案内についての会話をグループでシミュレーションしてみる。
8週 Lektion 33 Orientierung obwohl, irgend- を使った文章を作ることができる。
4thQ
9週 Lektion 33 Orientierung Stadtrallye in Zürichについての文章を読み、Zürichについて知る(Landeskunde)。
10週 Lektion 34 Wohnen Wohnenについての語彙を増やす(目標50語)。
11週 Lektion 34 Wohnen Die erste eigene Bude!という文章を読み、Wohnenに関する自分の見解を述べる。また他の人に意見にコメントする。
12週 Lektion 34 Wohnen 前置詞を使った表現について学ぶ。動詞+前置詞の表現についてのバリエーションをさらに増やす。
13週 Lektion 35 Familie Familieについての語彙を増やす(目標50語)。
14週 Lektion 35 Familie Familieについての統計を見て、グラフや統計を説明する表現を覚える。また実際にその表現を使ってみる。
15週 Lektion 35 Familie Indirekte Frageや副文を使った表現について学ぶ。また実際にその表現を使ってみる。
16週 期末試験 これまでに学習した内容の到達度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000200100
基礎的能力602000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000