概要:
機械システムと電子システムに関する発展段階の実験である.
この実験テーマの中には,企業において,電気電子回路の設計と特性測定および電磁界の解析に関する業務を担当していた2名の教員が,その経験を生かして,電磁界のシミュレーションおよび太陽電池回路の特性測定に関して指導する2つの実験テーマが含まれている.
授業の進め方・方法:
機械システム系群の実験テーマ
材料学に関する実験,歩行動作の計測・解析,FFT分析器を用いた振動解析,Hertzの接触応力に関する実験
電子システム系群の実験テーマ
電磁界のシミュレーション,DCモータのロバスト制御に関する実験,高電圧インパルスの発生・測定・試験,太陽電池の基本特性の測定と検討
注意点:
上記の機械システム系群と電子システム系群から,それぞれ1テーマずつの実験を同時開講する.8テーマのうちから4テーマを選ぶ.このとき,各群から最低,1テーマを選ばなければならない.実験テーマの選択は,授業の第一週目に希望をとり,人数調整をおこなって決定する.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
材料学に関する実験(青葉知弥1) 電磁界のシミュレーション(上原正啓1) |
材料学に関する実験の実験概要を説明できる 電磁界のシミュレーションの実験概要を説明できる
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2週 |
材料学に関する実験(青葉知弥2) 電磁界のシミュレーション(上原正啓2) |
材料学に関する実験ができる 電磁界のシミュレーションの実験ができる
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3週 |
材料学に関する実験(青葉知弥3) 電磁界のシミュレーション(上原正啓3) |
材料学に関する実験の実験報告書が書ける 電磁界のシミュレーションの実験報告書が書ける
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4週 |
材料学に関する実験(青葉知弥4) 電磁界のシミュレーション(上原正啓4) |
材料学に関する実験の考察ができる 電磁界のシミュレーションの実験を考察できる
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5週 |
歩行動作の計測・解析(歸山智治1) DCモータのロバスト制御に関する実験(浅野洋介1) |
歩行動作の計測・解析の実験概要を説明できる DCモータのロバスト制御に関する実験概要を説明できる
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6週 |
歩行動作の計測・解析(歸山智治2) DCモータのロバスト制御に関する実験(浅野洋介2) |
歩行動作の計測・解析の実験ができる DCモータのロバスト制御に関する実験ができる
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7週 |
歩行動作の計測・解析(歸山智治3) DCモータのロバスト制御に関する実験(浅野洋介3) |
歩行動作の計測・解析の実験報告書が書ける DCモータのロバスト制御に関する実験報告書が書ける
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8週 |
歩行動作の計測・解析(歸山智治4) DCモータのロバスト制御に関する実験(浅野洋介4) |
歩行動作の計測・解析の実験の考察ができる DCモータのロバスト制御に関する実験を考察できる
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4thQ |
9週 |
FFT分析器を用いた振動解析(板垣貴喜1) 高電圧インパルスの発生・測定・試験(柏木康秀1) |
FFT分析器を用いた振動解析の実験概要を説明できる 高電圧インパルスの発生・測定・試験の実験概要を説明できる
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10週 |
FFT分析器を用いた振動解析(板垣貴喜2) 高電圧インパルスの発生・測定・試験(柏木康秀2) |
FFT分析器を用いた振動解析の実験ができる 高電圧インパルスの発生・測定・試験の実験ができる
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11週 |
FFT分析器を用いた振動解析(板垣貴喜3) 高電圧インパルスの発生・測定・試験(柏木康秀3) |
FFT分析器を用いた振動解析の実験報告書が書ける 高電圧インパルスの発生・測定・試験の実験報告書が書ける
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12週 |
FFT分析器を用いた振動解析(板垣貴喜4) 高電圧インパルスの発生・測定・試験(柏木康秀4) |
FFT分析器を用いた振動解析の実験の考察ができる 高電圧インパルスの発生・測定・試験の実験を考察できる
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13週 |
Hertzの接触応力に関する実験(高橋美喜男1) 太陽電池の基本特性の測定と検討(大澤寛1) |
Hertzの接触応力に関する実験概要を説明できる 太陽電池の基本特性の測定と検討の実験概要を説明できる
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14週 |
Hertzの接触応力に関する実験(高橋美喜男2) 太陽電池の基本特性の測定と検討(大澤寛2) |
Hertzの接触応力に関する実験ができる 太陽電池の基本特性の測定と検討の実験ができる
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15週 |
Hertzの接触応力に関する実験(高橋美喜男3) 太陽電池の基本特性の測定と検討(大澤寛3) |
Hertzの接触応力に関する実験報告書が書ける 太陽電池の基本特性の測定と検討の実験報告書が書ける
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16週 |
Hertzの接触応力に関する実験(高橋美喜男4) 太陽電池の基本特性の測定と検討(大澤寛4) |
Hertzの接触応力に関する実験の考察ができる 太陽電池の基本特性の測定と検討の実験を考察できる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学リテラシー | 工学リテラシー | 基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。 | 3 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の進め方について理解し、実践できる。 | 3 | |
実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 | 3 | |
実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系【実験実習】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と、心構えがわかる。 | 3 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる。 | 3 | |
レポートの作成の仕方がわかる。 | 3 | |
金属材料実験、材料試験、水力学実験、流体機械実験、熱力学実験、熱機関実験、機械要素実験、制御工学実験、機械工作実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | |
電気・電子系【実験実習】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定方法を習得する。 | 3 | |
抵抗・インダクタンス・キャパシタンス・インピーダンスなどの素子値の測定方法を習得する。 | 3 | |
オシロスコープを用いた波形観測方法を習得する。 | 3 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | |
増幅回路等の動作について実験を通して理解する。 | 4 | |
論理回路の動作について実験を通して理解する。 | 4 | |