到達目標
・実用英検準2級以上合格またはTOEIC400点以上の英語力があることを前提に、実用英検2級以上合格またはTOEIC500点以上を獲得可能となる総合的な英語力が身につく。
・語彙集『COCET2600』を学習することで、基礎的な理工系英語語彙の定着が図れる。
・口頭によるコミュニケーションのツールとしてのプレゼンテーションの基本を理解することができる。
・プレゼンテーションのための原稿を書くことで、ライティング力も身につけることができる。
・最終目標は、3~5分間のプレゼンテーションを行うことである。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
プレゼンテーションの定義、構造、そして基本的スキル | プレゼンテーションの定義、構造、そして基本的スキルについて理解できる。 | プレゼンテーションの定義、構造、そして基本的スキルについて、ほぼ理解することができる。 | プレゼンテーションの定義、構造、そして基本的スキルについて、理解することができない。 |
さまざまなタイプのプレゼンテーションの理解とMini Presentationの原稿作成 | さまざまなタイプのプレゼンテーションの理解とMini Presentationの原稿作成ができる。 | さまざまなタイプのプレゼンテーションをほぼ理解し、Mini Presentationの原稿作成がだいたいできる。 | さまざまなタイプのプレゼンテーションの理解は可能であるが、Mini Presentationの原稿作成において不十分な点がある。 |
少し長めで難しいプレゼンテーションの原稿作成と実際の発表。 | 少し長めで難しいプレゼンテーションの原稿が作成でき、発表もほぼ完ぺきに行うことができる。 | 少し長めで難しいプレゼンテーションの原稿の作成がだいたいでき、発表もほぼできる。 | 少し長めで難しいプレゼンテーションの原稿や発表において、不十分な点が多い。 |
学科の到達目標項目との関係
専攻科課程 C-3
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JABEE C-3
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教育方法等
概要:
本授業では、工学に限らない専門的な内容の英文を読解・聴解したり、その理解に基づいて英語でライティングできるようにトレーニングする。授業形式は講義ではなく演習である。専攻科入学時の英語力を履修者が身に着けていることを前提とし、英文読解・聴解課題を提示し、履修者が読解・聴解を行う。読解や聴解で理解した内容を土台にして、わかりやすい英文でライティングを行う。
授業の進め方・方法:
本授業では、積極的な態度で自主的に英文の読解したり聴解することが前提となる。この前提なしには授業への参加は認められない。
注意点:
・(英語による)ライティングを中心とした「積極的な態度」で授業に参加することが重要である。
・COCET2600のNo. 2001~2600の語彙の定着を図るため、リンガポルタで自主的な学習を実施してもらう。学習範囲などの詳細に関しては、第一回目の授業で提示する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・講義についてのガイダンス ・基礎英語力診断テスト ・COCET2600リンガポルタへのログインや学習方法 |
・講義についての概要を理解する。 ・自分の現在の基礎英語力を知る。 ・語彙力養成のため、リンガポルタにアクセスし、学習方法を確認する。
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2週 |
・テキストのガイダンス / Unit 1 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2001-2050 |
・プレゼンテーションの構造を知る。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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3週 |
・Unit 2 / Unit 3 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2051-2100 |
・プレゼンテーションのスキルを学び、プレゼンテーションための情報収集と情報倫理を学習する。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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4週 |
・Unit 4 ・COCET2600リンガポルタの学習:2101-2150
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・ プレゼンテーションの環境準備をする。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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5週 |
・Unit 5 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2151-2200 |
・Type 1: Listening 列挙型プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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6週 |
・Unit 6 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2201-2250 |
・Type 2: Classification 分類型プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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7週 |
・Unit 7 ・COCET2600リンガポルタの学習:2251-2300 |
・Type 3: Process プロセス型プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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8週 |
・Unit 8 ・COCET2600リンガポルタの学習:総復習(2001-2300)
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・Type 4: Investigation 調査型プレゼンテーションを学ぶ ・これまで学習した語彙の定着を確認する。
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2ndQ |
9週 |
・Unit 9 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2301-2350 |
・Review Unit : 報告型プレゼンテーションを作成する。 ・ COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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10週 |
・Unit 10 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2351-2400 |
・Type 5: Persuasion 説得型プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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11週 |
・Unit 11 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2401-2450 |
・Type 6: Problem and Solution 問題解決型プレゼンテーションを学ぶ。 ・語彙の・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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12週 |
・Unit 12 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2451-2500 |
・Type 7: Cause and Effect 原因・結果型プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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13週 |
・Unit 13 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2501-2550 |
・Type 8: Comparison and Contrast 比較対照プレゼンテーションを学ぶ。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。
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14週 |
・Unit 14 ・COCET2600リンガポルタの学習: 2551-2600 |
・Review Unit : 説得型・提案型プレゼンテーションを作成する。 ・COCET2600リンガポルタを使って、語彙力を養成する。語彙の定着を測定する。
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15週 |
まとめと振り返り、試験対策 |
これまでに学習したことの総まとめを行うとともに、試験対策の演習を行う。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 4 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 4 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 4 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 4 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 4 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 4 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 4 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 4 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | リンガポルタの学習 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 20 | 100 |