システム制御工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 システム制御工学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 内田 洋彰

到達目標

1.時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系解析ができる。
2.時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系設計ができる。
3.ボード線図を用いた制御系解析および制御系設計ができる。
4.補償器の設計ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系解析を活用できる。時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系解析の説明ができる。時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系解析の説明ができない。
評価項目2時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系設計を活用できる。時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系設計の説明ができる。時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系設計の説明ができない。
評価項目3ボード線図を用いた制御系解析および補償器の設計の活用ができる。ボード線図を用いた制御系解析および補償器の設計の説明ができる。ボード線図を用いた制御系解析および補償器の設計の説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系解析手法について学習する
2.時間応答、周波数応答、根軌跡法等を用いて制御系設計手法について学習する
3.ボード線図を用いた制御系解析および設計手法について学習する
4.補償器の設計手法について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は10週までは講義形式で行う
2.11週から14週までは補償器設計の演習を行う
3.授業中に配布した演習問題の演習も行う
4.授業90分間に対してレポートを含め,各自180分以上の予習復習をおこなう
注意点:
1.演習問題をプリントで配布するので予習,復習に活用すること
2.レポートの期限内提出を厳守すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 伝達関数、時間応答 伝達関数、時間応答が説明できる
2週 周波数応答、安定判別 周波数応答、安定判別が説明できる
3週 状態空間法 状態空間法が説明できる
4週 フィードバック制御系の感度 フィードバック制御系の感度が説明できる
5週 内部安定性と安定化補償器、フィードバック制御系の設計仕様 内部安定性と安定化補償器、フィードバック制御系の設計仕様が説明できる
6週 根軌跡法による補償器の設計 根軌跡法による補償器の設計ができる
7週 伝達関数、時間応答、周波数応答、安定判別法、状態空間法の演習 伝達関数、時間応答、周波数応答、安定判別法、状態空間法の問題が解ける
8週 前期中間試験 試験実施
2ndQ
9週 ボード線図による補償器の設計1 ボード線図による補償器の設計が説明できる
10週 ボード線図による補償器の設計2 ボード線図による補償器の設計が説明できる
11週 補償器設計の演習1 補償器の設計ができる
12週 補償器設計の演習2 補償器の設計ができる
13週 補償器設計の演習3 補償器の設計ができる
14週 補償器設計の演習4 補償器の設計ができる
15週 前期定期試験 補償器設計のレポートを提出
16週 補償器設計の解説 レポートの返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。3
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。3
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験(前期中間)発表相互評価態度ポートフォリオレポート(前期末試験)その他(レポート)合計
総合評価割合4500004510100
基礎的能力00000000
専門的能力4500004510100
分野横断的能力00000000