到達目標
身の回りの物質は全て原子や分子でできており、それらの物質の特性を生かすことで、人間生活が豊かになっている。このような物質の特性がなぜ生まれるのか、また特性をどのように評価するのかについて関心を高め、「化学の基本的な概念や原理・法則を理解し、科学的な見方や考え方を養うこと」を目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 身の回りの物質や代表的な化学反応について、科学的概念や化学の法則などを用いて説明できる。 | 身の回りの物質や代表的な化学反応について、概念や用語の誘導をされると説明できる。 | 身の回りの物質や代表的な化学反応について、説明できない。 |
評価項目2 | 身の回りの現象について、原子や分子の構造や運動などと関連させて説明できる。 | 身の回りの現象について、概念や用語を誘導されると説明できる。 | 身の回りの現象について、説明できない。 |
評価項目3 | 各種分析手法の原理について、詳細に説明できる。 | 各種分析手法の原理について、概要が説明できる。 | 各種分析手法の原理について、説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
パワーポイントを用いて講義を行う。
授業の進め方・方法:
分子の構造を学んだ上で、有機化合物を中心に化学物質を分析する測定の原理などを説明する。小テストについては、出席確認を兼ねて毎時間行う。
注意点:
授業時間内で取り扱う内容に対して、より深い理解が望まれる。授業90分に対して90分以上の予習・復習を行うこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
原子の構造(1) |
原子を構成する粒子について説明できる。
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3週 |
原子の構造(2) |
電子軌道について理解できる。
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4週 |
電磁波(1) |
色づいて見える原理を理解できる。
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5週 |
電磁波(2) |
紫外可視分光測定について理解できる。
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6週 |
電磁波(3) |
赤外線吸収測定について理解できる。 地球温暖化について理解できる。
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7週 |
まとめ(1) |
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8週 |
熱(1) |
温度と分子運動について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
熱(2) |
熱測定について理解できる。
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10週 |
微小な構造(1) |
電子顕微鏡について理解できる。
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11週 |
微小な構造(2) |
X線回折について理解できる。
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12週 |
まとめ(2) |
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13週 |
化学に関する予備知識 |
ヒヤリハットについて考えられる。
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14週 |
全体のまとめ |
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
試験返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |