到達目標
1.流れの可視化技術について説明でき,流れ場の種類に応じた選択を行う事ができる.
2.代表的な粒子画像流速測定法の計測原理について説明でき,解析アルゴリズムを説明する事ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 流れの可視化技術について説明でき,流れ場の種類に応じた選択を行う事ができる.
| 流れの可視化技術について説明できる. | 左記ができない. |
評価項目2 | 代表的な粒子画像流速測定法の計測原理について説明でき,解析アルゴリズムを説明する事ができる. | 代表的な粒子画像流速測定法の計測原理について説明できる. | 左記ができない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業は,企業で航空機開発の業務を担当していた教員が,その経験を活かし,流体現象を実験的に解明する上で有用な手法である流れの可視化手法及び粒子画像流速測定法(PIV)について,講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
授業は基本的に講義の形式をとり,適宜レポートを課す.
授業内容は授業計画に示す通り.
注意点:
可視化情報学会のホームページの検索等を通して,可視化画像計測に関する情報を自主的に収集し,理解することが肝要である.不明な点がないよう各自しっかり復習し,わからなければ随時質問に訪れること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
流体計測における先端技術(1) |
レーザドップラー流速測定法(LDV)の基本原理,研究経緯について説明できる.
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2週 |
流体計測における先端技術(2) |
粒子画像流速測定法(PIV)の基本原理,研究経緯について説明できる.
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3週 |
流れの可視化技術(1) |
流れの可視化の歴史,応用分野の具体例について説明できる.
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4週 |
流れの可視化技術(2) |
流体の種類及び流速範囲による可視化手法の選択方法について説明できる.
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5週 |
流れの可視化技術(3) |
注入トレーサ法による可視化手法について説明できる.
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6週 |
流れの可視化技術(4) |
水素気泡法による可視化手法について説明できる.
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7週 |
流れの可視化技術(5) |
スモークワイヤ法による可視化手法について説明できる.
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8週 |
前期中間試験 |
試験実施
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2ndQ |
9週 |
答案返却 |
試験で出題された問題の解法を理解
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10週 |
粒子画像流速測定法(1) |
粒子追跡法の基本アルゴリズムを説明できる.
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11週 |
粒子画像流速測定法(2) |
相関法の基本アルゴリズムを説明できる.
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12週 |
粒子画像流速測定法(3) |
ビデオ信号の種類とデジタル画像への変換手法について説明できる.
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13週 |
粒子画像流速測定法(4) |
誤ベクトルの除去手法について説明できる.
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14週 |
粒子画像流速測定法(5) |
ベクトルデータ欠落領域の補間手法について説明できる.
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15週 |
粒子画像流速測定法(6) |
PIV標準画像によるPIV解析システムの評価方法について説明できる.
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16週 |
前期定期試験 |
試験実施
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |