オプトメカトロニクス工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 オプトメカトロニクス工学
科目番号 A0801 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 小田 功

到達目標

1.レンズの性質や光の基本的な性質について説明できる
2.光波を複素数を用いて表し,干渉光を計算できる
3.光を道具として用いている工業製品について説明できる
4.文献やインターネットを利用して,最新情報を収集し,文書にまとめることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1レンズを使用した工業製品や光の自然現象を説明できるレンズの性質や光の基本的な性質を説明できるレンズの性質や光の基本的な性質を説明できない
評価項目2干渉光を複素振幅を用いて計算できる光波を複素振幅を用いて表せる光波を複素振幅を用いて表せない
評価項目3オプトメカトロニクス機器を調べ,文書にまとめることができるオプトメカトロニクス機器を調べることができるオプトメカトロニクス機器を調べることができない

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.レンズの性質や光の基本的な性質について学習する
2.光波を複素数を用いて表し,干渉光を計算する
3.光を道具として使用している工業製品について学習する
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式で行う.
2.授業中に資料を配布し,それに基づいて授業を進めていく.
3.この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポート,および課題を課す.
4.授業90分間に対して180分以上は予習,復習,レポート作成,課題実施の時間に充てること.
注意点:
1.日常生活において光に関する物理現象を意識的に観察する習慣をつけておくこと
2.レポートおよび課題の期限内提出を厳守すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
R6開講

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オプトメカトロニクスとは 代表的なオプトメカトロニクス機器を説明できる
2週 光科学の第一歩・光線の示すふるまい 代表的な光科学現象と最小作用の法則を説明できる.
3週 レンズ1 凸レンズと凹レンズの結像作用を説明できる
4週 レンズ2 レンズの収差を説明できる
5週 光の周波数,波長,速度 光波の複素表示を説明できる
6週 偏光 偏光現象を説明できる
7週 液晶 代表的な液晶パネルの構造を説明できる
8週 光のエネルギ,強度,圧力 光のエネルギの代表的な現象を説明できる
4thQ
9週 反射と屈折 光の正反射と乱反射を説明できる
10週 回折 光の回折現象を説明できる
11週 光造形法 代表的な光造形法の原理を説明できる
12週 レーザ 代表的なレーザの発振原理を説明できる
13週 ペーパライクディスプレイ 代表的なペーパライクディスプレイの原理を説明できる
14週 エバネッセント光と近接場光 エバネッセント光と近接場光について説明できる
15週 光の応用技術 光の応用技術を説明できる
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート課題その他合計
総合評価割合0000050500100
基礎的能力000000000
専門的能力0000050500100
分野横断的能力000000000