技術論

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 技術論
科目番号 K2401 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習(オムニバス形式) 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 鈴木 聡,上村 繁樹,能城 沙織

到達目標

・科学史についてその概要を理解し説明することができる。
・技術開発や研究成果の権利化、知的財産権ついて修得する。
・身近な環境問題についての認識を深め、科学的に環境を見る眼を修得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学史についてその概要を理解し人に説明することができる。科学史についてその概要を理解しある程度説明することができる。科学史についてその概要を理解し説明することができない。
評価項目2技術開発や研究成果の権利化、知的財産権ついて修得できる。技術開発や研究成果の権利化、知的財産権ついてある程度修得できる。技術開発や研究成果の権利化、知的財産権ついて修得できない。
評価項目3身近な環境問題についての認識を深め、科学的に環境を見る眼を修得できる。身近な環境問題についての認識を深め、科学的に環境を見る眼をある程度修得できる。身近な環境問題についての認識を深め、科学的に環境を見る眼を修得できない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 A-2 説明 閉じる
JABEE A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界における科学の発生過程を振返り、技術と人のかかわり、発明と技術、知的所有権、失敗から学ぶ事例などを考察する。この科目は企業でシステムの設計開発を担当していた教員が、その経験を活かし、システム開発の設計と実装と評価について、演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
・技術論のガイダンス、各テーマの説明
・科学とは何か、どのように歴史的に形成されたか
・発明と技術・知識の資産化について
・科学技術の安全性について考える
・座談会とアンケート
の講義と演習を実施する。【オムニバス】
注意点:
・技術とは何か、モノ作りとは何か、技術と人間社会との係わり合いの視点から考察することを勧める。
・科学技術が人間の生活を快適にすると共に、その負の側面にも目を向けて科学技術を洞察すること勧める。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ガイダンスを理解できる。
2週 科学の発展とその歴史 1(能城沙織 1) 科学の発展とその歴史 1が理解できる。
3週 科学の発展とその歴史 2(能城沙織 2) 科学の発展とその歴史 2が理解できる
4週 科学の発展とその歴史 3(能城沙織 3) 科学の発展とその歴史 3が理解できる
5週 科学の発展とその歴史 4(能城沙織 4) 科学の発展とその歴史 4を理解し、全体の要旨をまとめることができる。
6週 技術の発明と知的所有権1(鈴木聡 1) 技術の発明と知的所有権1が理解できる。
7週 技術の発明と知的所有権2(鈴木聡 2) 技術の発明と知的所有権2が理解できる。
8週 技術の発明と知的所有権3(鈴木聡 3) 技術の発明と知的所有権3が理解できる。
2ndQ
9週 技術の発明と知的所有権4(鈴木聡 4) 技術の発明と知的所有権4が理解できる。
10週 技術の発明と知的所有権5(鈴木聡 5) 技術の発明と知的所有権5が理解できる。
11週 現在の社会問題を考察する1(上村繁樹 1) 現代社会の問題を技術的に考察するできる。
12週 現在の社会問題を考察する2(上村繁樹 2) 現代社会の問題を技術的に考察するできる。
13週 現在の社会問題を考察する3(上村繁樹 3) 現代社会の問題を技術的に考察するできる。
14週 現在の社会問題を考察する4(上村繁樹 4) 現代社会の問題を技術的に考察するできる。
15週 現在の社会問題を考察する5(上村繁樹 5) 現代社会の問題を技術的に考察でき、レポートにまとめることができる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力100000010
専門的能力100000010
分野横断的能力7000010080